林芳正の発言 (文部科学委員会)

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○林国務大臣 技術革新が一層進展をしまして、社会や生活を大きく変えていくソサエティー五・〇の到来など、予測困難な変化の激しい社会においては、やはり他者と協働し、人間ならではの感性や創造性を発揮しつつ、みずから問いを立てて、その解決を目指して新しい価値を創造する力を育成する、これが重要になってくる、こういうふうに思っております。
 一方で、マニュアルどおりにやる仕事というのは、人工知能、IoTロボットというものに代替される可能性が高いのではないか、こういうことがオックスフォードのオズボーン先生などの研究でも出ておるところでございますので、したがって、今申し上げたような力を、初等中等教育から高等教育まで一貫した教育によって育成するために、小学校からのプログラミング教育を必修化するなど、既に、新しい時代に求められる資質、能力の育成を目指す新学習指導要領の実施、それから高大接続改革ということに取り組んでいるところでございます。
 さらに、もう少し先を見ますと、現状からの延長ということではなくて、今まさに委員がお話しされたように、一体、ソサエティー五・〇、言葉はできましたけれども、具体的にはどういう社会になっていくのかということをもう少し掘り下げて、まだ具体的というわけには行き着かないかもしれませんが、そういうことに進展していく中で、広く国民にどういう能力が必要になってくるのか、また、更に言えば、そういう社会をみずからリードして、創造し、つくっていくという人材はどういう人が必要なのかということを、しっかりと掘り下げた議論をするために、私のもとにソサエティー五・〇に向けた人材育成に係る大臣懇談会を設けまして、技術の専門家に加えて、経済学者、首長、アーティストの方にも参画していただいて、議論を昨年の秋から行っておるところでございます。
 このメンバーの中には、先ほど御紹介いただいた公明党の研究会にもお呼びいただいた委員がたくさんおるというふうにも承知をしているところでございます。
 実は、その有識者の下と言ったら失礼かもしれませんが、一緒に、課長級職員等で構成する新たな時代を豊かに生きる力の育成に関する省内タスクフォースということで、課長級職員、できる限りはこの懇談会にも陪席をしていただいて、議論を少し共有した上で、この懇談会での議論を受けて、今後講ずべき施策について、より詳細、具体的な議論を行っておるところでございます。
 今後、こうした会議や先ほど御紹介いただいた御党における議論も踏まえまして、誰もが、それぞれの能力を最大限伸ばして、夢と志を持ってさまざまな分野で活躍できるようにする、このことは、AI、ロボットが発展しますと、チャンスでもあり、うまくこれを教育等で対応しませんと逆になるリスクもあるということで、大変大事な分野でございますので、まさに、未来への先行投資である教育再生にしっかりと取り組んでまいりたいと思っております。

発言情報

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発言者: 林芳正

speaker_id: 30011

日付: 2018-04-25

院: 衆議院

会議名: 文部科学委員会