平野博文の発言 (文部科学委員会)
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○平野委員 でも、今、副大臣からお答えいただきましたけれども、遅いわね、大体。政治というのは遅いんですけれども、科学技術というのは、昔、二番じゃだめなの、こういう言葉ではやりましたけれども、やはりトップでなきゃだめなんですよ。トップランナーでないと、やはり物事というのはリーダーシップをとれていけない。いろいろなルールづくりも、やはりトップ層が大体決めていくんですね。
したがって、先ほどお示ししましたように、やはり政府のこれに対する投資金額も圧倒的に少ない。こういう状況で、今、副大臣御答弁いただきましたけれども、もっとこれは加速をしていただかなきゃいけない。
経産省から見ますと、我が国でAIの研究者、エンジニアが不足する、二〇二〇年では四・八万人のAIの人材不足が見込めると言っているわけですよ。不足になると言っているんですよ。今、副大臣が御答弁されたように、これからどんどんやっていきますよと言っておるけれども、一方、経産省は、二〇二〇年には五万人弱のAIの技術者が不足するんだ、こういう予測まで立っているわけであります。
したがって、世界的にも脚光を浴びているAIに人材がやはり集まってこない、この要因というのは一体何なのかということを私つらつら考えましたけれども、義務教育における理数教育の伸び悩み、データサイエンス、こういう関連学部・学科の大学における少なさ、あるいは企業における研究環境等々、問題点はたくさんあろうと思います。
結局、このAIに対するキャリアパスがやはりきちっとしていない、したがって、ここに対して学生が、若い研究者がそこに集まっていこうとしない、こういうふうな原因だと思っているんです。そのことが、やはり企業へ就職するにしても、AI技術を見きわめた人間が特別なインセンティブが働かない等々のことがあるのではないかと思うんですが、私はやはりこの点、大学における研究者のポストの確保、あるいは企業に就職してもそういうキャリアパスが確立できていない、こういうことだと思いますけれども、大臣、どうですか。