平野博文の発言 (文部科学委員会)

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○平野委員 今、大臣がそういう流れを説明いただきましたが、やはりこれを進めていく、これはもう明らかにそういう状態ですから、そうなったときに避けられないのは、雇用、仕事の中身の大きな変化だと思うんですね。
 日本というのは割合、ドラスチックに変えていくことに対して必ずしもオーケーというふうになっていかないものですから、そういう雇用環境の変化もしっかりと政府は対応策を考えていかなきゃいけない、こういうふうに実は思っておりますので、これはぜひ、そういうことについてはしっかり今からもう手を打っておかなきゃだめだよということは、私、警鐘を鳴らしておきたい、かように思います。
 さて、今、大臣からもありましたが、AIが働いて人間は創造的な活動を担う、あるいは労働から解放される、こういうバラ色の話というのは尽きてくる。マイナスの部分というのは余り言わないですよね。強い光が当たれば必ず強い影が出るんです。これはもう自明の理であります。
 したがって、私、民間企業も、AIを導入することによって確実に経済活動の中においての果実は得られていくと思うんですね。それをどのように分配していくのかということがやはり大事だというふうに思っています。
 この中にも、多分、大臣がおっしゃってくれたんだと思いますが、AIにおける恩恵とか利益を社会的にどうやって分配するのか、あるいはそのことによって経済的格差をどういうふうになくしていくのか、こういう論点もやはり大事だというふうに思っています。そういう中で、EUでも、ベーシックインカム、BIという概念が一つ実は出てきていることも事実であります。これは成功しているかどうかわかりません。
 したがって、私は、これからの時代、AIによって生まれた利益をどうやって分配するかというAIとBIのバランスシートなんだろうというふうに実は思っておりまして、やはり企業が、もうかった分は抱き締めるのではなくて、社会にどう貢献するか、こういう議論をしっかりとしておかなければいけないんだろうと思います。
 AIによって例えば五千億円もうかった、それは労働力を使わずしてAIでもうかったということであれば、それを社会にどう分配するか、国民にどうそれが供与されていくか、これが一つはBIという考え方なんだろうというふうに私は思っております。
 したがいまして、そういう視点での抜本的な再配分の機能を今からぜひお考えいただきたいと思いますし、我々としても、BIという考え方を持っておりまして、最低限国民に分配するものは何なのか、こういう議論も、AIを使ってやはり進めていく必要があるんだろうというふうに思っております。
 時間が来ておりますが、最後に、もう一回原点に戻りたいと思います。
 AIの、これも私わかりませんが、医療における病気の発見でありますとか、カメラ映像から不審者の感知、検知等々いろいろあるわけですが、人間が作業して発見できないスピード、精度で異常の検出をAIがしていくんだ、こういうことですが、AIの下す判断というのが一〇〇%正しいというふうに思わないんですね。
 この点、例えば、仮にAIが間違った判断をしたといたしましょう。そのとき、この判断というのは、現行法では誰が責任をとるんでしょうか。あかま副大臣、どうですか。

発言情報

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発言者: 平野博文

speaker_id: 14793

日付: 2018-06-06

院: 衆議院

会議名: 文部科学委員会