井野俊郎の発言 (法務委員会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○井野委員 その点はマスコミにもぜひ周知をしていただきたいなというふうに思っています。
最近のマスコミ報道等によっては、場合によっては実名がそのまま流されて、特にネットになるとマスコミとはちょっと違ってきますけれども、ネットになると平気で個人情報が特定されるような形で発表されているというか流布されている部分もありますので、ぜひ、その点、当然警察の方は情報管理は徹底されていらっしゃるというふうに私も認識しております。ただ、マスコミの報道のあり方についても、ぜひ警察の方から指導していただきたいなというふうに思っております。
じゃ、なぜ私がその点を考えているかというと、これはちょっと資料をお配りさせていただきましたけれども、少年による処遇、前回、黒岩委員がこの委員会で質疑されていましたけれども、再犯率が確かに高いという部分もございます。他方で、少年法、いわゆる矯正施設、少年院を退所、退院された方の再犯率というのは三六・四%と法制審議会の資料でも現実問題としてございます。これは、単純に二十七年度だけでいえばもう一二ポイントも低いわけでございますね、一二%も低い。普通の成人の再犯率よりも少年による再犯率はこれだけ低くなっているということであります。
本当にこれは、私は、法務省の矯正局の皆様、少年院の指導教官のまさに指導のたまもの、もちろん、少年の可塑性であったり、そういったものももちろんあるにしても、本当にすばらしい教育、矯正が行われているのではないか、これは一つの証左であると思っております。
ちなみに、再犯率も同じ右肩上がりではございますけれども、しかしながら、伸び方としては圧倒的に少年事件の方が、少年院の方が伸び率は低いわけでありまして、私は、矯正教育のあり方としては、ぜひこういったものを、ある意味、今の刑務所の矯正教育にも広げていってもいいんじゃないのかなというふうに思っています。
特に、二十前後、少年法の適用がない二十代前半、二十五ぐらいがいいのかわかりませんけれども、そういう若年者へのこういった矯正教育をしっかりとしていくことによって再犯を防止していくという観点は重要だと思うんですけれども、この点について、ぜひ矯正局、法務省の考え方を教えてください。