辻清人の発言 (北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会)
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○辻委員 私は、日本の基本的なスタンスとして、特に圧力をかけしっかりと対話を導き出すというその方針自体は、もちろん北朝鮮はそれを認めませんけれども、今回はそれは成功している、だからこそ交渉のテーブルに着いた、そういう見方があると私は思っています。
一方で、韓国は、平昌オリンピックにともに彼らを加えて、その後の融和的な外交が成功した、そういう見方をしている方々もいます。ただ、私は個人的には、日本のスタンスというのは、圧力をかけていたからこそ、それが一定の効果を得て今交渉のきっかけを得ているんだ、私はそう思っています。
その中において、これは特に拉致の問題に関しては、日本と北朝鮮で、バイでしっかりといずれ取り組まないといけない。いずれといいますか、そのタイミングというのは非常に大事だと思っています。
これを実現をさせていく中で、日本がこの大きな流れの中から取り残されているのではないか、そういう報道もここ最近目にするんですが、私は、むしろそうではなくて、思い返せば、私は外交を学ぶに当たって常に九四年の、日本が韓国と一緒に、当時のクリントン政権、アメリカのクリントン政権において、北朝鮮の朝鮮半島のエネルギー開発機構、KEDOといいますが、プルトニウムを抽出していた疑惑においてNPT体制を北朝鮮が脱却をし、そこにおいてアメリカと北朝鮮で二国間で話合いをつけ、そして十五億ドルの資金を韓国と日本がたしか七対三の比率で分担をして提供をし、このエネルギー開発機構をスタートをしました。しかし、二〇〇七年ですかに、実際、北朝鮮はその約束を守っていなかったことが発覚をし、またそこからゼロベースに戻ってしまった。そういう中で、日本、韓国はお金を出しただけ出して、最終的には進展がなかった。
枚挙にいとまがないほど、北朝鮮の非核化を中心としたそういった動きというのは、過去にも失敗に終わっているケースがたくさんあります。
その中において、安易に北朝鮮への融和路線に向かわないように、また、この拉致の問題が取り残されないようにする必要があると思いますが、そういった観点も含めて、日朝首脳会談の実現の可能性を教えてください。