辻清人の発言 (北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会)

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○辻委員 ぜひともそこは譲らず、しっかりと頑張っていただきたいと思います。
 続きまして、拉致対策本部の方に軸足を移して質問をさせていただきたいと思います。
 先ほどから話に上がっているように、この拉致問題が置き去りにならないように、特に人道的な観点から、やはり国際連携が重要となっていくんだと思います。
 個人的なエピソードとしていつもこの問題を考えるに当たって私が使っているのは、以前私がワシントンDCのシンクタンクで研究員をしていたときに、よくアメリカや他の国から、当時まだ日本がハーグ条約に加盟をする前だったので、そういう民法上の、国際結婚の中での子供の奪取、国際結婚をして離婚をした後、子供を日本に連れ戻す日本人の母親が多数いるということで、それをアブダクションだというふうに言っている、北朝鮮の拉致と同列で論じる方が、アメリカで多数いました。
 それは私はとんでもない間違いであって、これは、主権国家が、ステートアクターがかかわって誘拐をしたキドナップだと。フェデラルなものであって、ノンステートの個人間の問題ではないというふうに言っていたんですが、二〇〇六年に横田めぐみさんのドキュメンタリーが、これはたしかオーストラリア人の監督だったんですが、多数のドキュメンタリー賞を世界でも受賞した映画が、これは大臣、ひょっとしたらもう既に見ているかもしれませんが、これが出て、それを、河野大臣も御卒業されているジョージタウンの大学の学生と一緒に上映会をしたんです。
 それで、このドキュメンタリーを見て、ああなるほど、こういうことだったんだと初めて気づく方々が非常に多くて、それ以来、こんなことを北朝鮮がしていたなんて知らなかったと外国の方々がやはりそれに気づくということは、そういうことをもっともっと戦略的に行っていくことで、いかに非人道的なことが行われたかということを日本国内のみならず外国に対してもやはり宣伝をすること、それは本当に大事なことだと、私はその経験を通して認識しました。
 あと、ここ最近、実は私も先日報道で知ったんですが、イギリスで、拉致を題材にした劇が今大変評判を呼んでいるということです。たしか、ザ・グレートウエーブ、大きな波という名前の、これはたしか監督が母親が日本人ということで、非常にこの劇が、イギリスのロンドンの名門のナショナルシアターで上演をされているということで、私もまだ見ていないんですが、そういった意味では、そういう宣伝活動等々含めて、国際的な啓発を進めるべきだと考えていますが、大臣の見解をお願いします。

発言情報

speech_id: 119605253X00320180402_012

発言者: 辻清人

speaker_id: 20489

日付: 2018-04-02

院: 衆議院

会議名: 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会