松本洋平の発言 (本会議)

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○松本洋平君 自由民主党の松本洋平です。
 私は、自由民主党及び公明党を代表し、ただいま議題となりました議院運営委員長古屋圭司君解任決議案に対しまして、断固反対の立場から討論を行います。(拍手)
 冒頭、このたびの平成三十年七月豪雨による被害につきまして、お亡くなりになられた方々の御冥福をお祈りするとともに、御遺族の方々に心から哀悼の意を表します。また、被災された皆様に心からお見舞いを申し上げます。
 我が党は、発災後速やかに設置した対策本部にて、現地視察や会議を行い、取りまとめた緊急提言を、一昨日、二階幹事長より安倍総理に申入れをいたしました。公明党も、一昨日、同様に提言の申入れを行っております。政府におかれては、この提言に基づき、被災地の復旧復興に万全を尽くすよう要請をいたします。
 さて、議会運営に対して強い責任感を持って臨み、中立公平な立場で円満な委員会運営に努力されてきた古屋委員長に対し、解任動議提出という暴挙に出た野党の行動は全く理解ができません。野党諸君は、与党に対し、事あるごとに党利党略だと批判しますが、この解任動議こそ野党の党利党略にすぎない行動であると、徹底的に抗議をいたします。
 一部報道で指摘された政治資金収支報告書の問題については、古屋委員長本人が調査をし、議運理事会で説明を行ったところであります。さらに、引き続き調査を継続し、説明責任を果たすと表明されました。調査に正確を期すため、ある程度の時間を要するのはいたし方のないことであります。にもかかわらず、解任決議案が提出され、国会審議がとめられることは、いたずらに政局と絡めようとしているようにしか見えません。
 立法府としての責任を放棄することは、まさに国会の不作為をつくり出していると言わざるを得ず、国民に対しても無責任きわまりない行為であります。
 人格的にも高潔、謙虚にして温厚な古屋委員長は、昨年十一月の議院運営委員会における就任挨拶で、国会の公正円満な運営を心がけ、国会の権威の向上と議会政治の健全な発展のために誠心誠意努力をする旨を述べられました。
 その決意の言葉のとおり、古屋委員長は、就任以来、一党一派に偏らず、与野党の主張が平行線をたどった場合でも、その都度、与野党双方に更なる協議を求め、合意の形成に向けて妥協点の模索を促すなど、極めて丁寧な運営に腐心されてきたのであります。
 野党は、委員長の職権で委員会を強行したと言いますが、それは野党諸君が十八日間にも及び国会を欠席するなどしたため、国会の議論を進めるべく、やむを得ず行ったものであります。
 むしろ、古屋委員長は、時間をかけて丁寧な運営を行ってまいりました。四月二十三日には、翌日の本会議で卸売市場法と民法の趣旨説明、質疑を行うことが決まりましたが、当日になって、野党質疑者の通告が出ていないことを憂慮し、卸売市場法の登壇を取りやめるという判断をなされました。
 さらには、与野党で主張が折り合わない場合は、しばしば理事会を休憩にするという判断を下し、二十五回にも及ぶ理事会休憩の数は、その証左であります。
 理事会派だけでなく、オブザーバーも含めて全会派の主張や意見に真摯に耳を傾け、全会派が納得できるような結論を導かれてきたのは、野党の皆さんの方こそ御存じなのではないでしょうか。
 いわれのない、国務大臣、常任委員長の不信任、解任決議案を乱発するなど、旧態依然の日程闘争に終始し、本質的な議論に全く応じようとしない姿に多くの国民が失望していることに、どうして気がつかないのでしょうか。
 我々与党は、難題の積み重なった内政や目まぐるしく変わる国際情勢の中で、国益を追求し、国民生活の安心、安全を確保するために全力を傾注しており、党利党略むき出しの政局や、国民受けを狙ったパフォーマンスにおつき合いをしている暇はありません。
 以上申し上げてきましたとおり、理由なき本決議案は速やかに圧倒的多数をもって否決されるべきであると申し上げ、私の討論を終わります。(拍手)

発言情報

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発言者: 松本洋平

speaker_id: 9207

日付: 2018-07-19

院: 衆議院

会議名: 本会議