浦野靖人の発言 (本会議)
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○浦野靖人君 日本維新の会の浦野靖人です。
まず最初に、さきの大阪北部地震、そして西日本豪雨の犠牲となられた方々の御冥福をお祈りするとともに、被災された全ての皆様にお見舞いを申し上げます。
ただいま議題となりました内閣不信任案について、反対の立場から討論いたします。(拍手)
我が党を除く野党六会派が提出しましたこの内閣不信任案ですが、国会を混乱に陥れるために、わざわざ、毎度毎度、国会会期末に提出する手法には反対であると断じざるを得ません。
成立させるべき法律は、中身を深く議論し、必要であれば対案を提案するなど、国会の場で真剣に議論することこそ国会議員の責務であり、国民の利益に資するものと考えています。
我々日本維新の会は、実際に、働き方改革推進法案やギャンブル依存症対策基本法案など、重要法案で政府・与党と修正協議を行い、国民にとってよりよい法案を成立させてきました。にもかかわらず、大義もなく、真摯な議論を阻むような内閣不信任案については、賛成するわけにはまいりません。
野党六会派は、森友問題、加計学園問題への政府の対応を問題にしているようですが、これは、昨年来、相当な時間をかけて究明してきたことです。この問題について、私たち日本維新の会は、専門委員会等を設置し、その中で徹底して究明すべき問題であるということを一貫して主張し続けてきました。
事実究明と再発防止は必要ですが、山積する政治課題を議論する場において、全く関係のないモリカケばかりを持ち込んで議論をひっくり返すようなことは、国民の利益をむしろ損なうのではないでしょうか。モリカケに固執する野党と、我が党は一線を画してまいりました。
今、三十五度を超える猛暑の中で懸命に復旧作業に当たられている被災者の方々も、国会においては、これからの日本のために、日本の未来のために議論すべきことをしっかり議論して、国民の立場に立った法律や政策をつくってほしいと望んでいると思います。審議をストップさせる行為など望んでいません。
一方、政府・与党も胸を張れる代物ではありません。
先日、採決を強行し強引に成立させた参議院定数六増法は、自民党が地方の豪族が自分たちの既得権益を拡大するために集まった政党であることを如実に示しました。
私たちは、そうした自民党の党利党略、さらに言えば、合区で選挙区から漏れた候補者を救済するためだけの個利個略にすぎない選挙制度には、改めて、断固反対であると言わざるを得ません。来年の参議院に向けて、与党が何をしたのか、国民の皆様に徹底的に訴え、戦い抜いていくことをここに誓いたいと思います。
ならば、内閣不信任案に賛成すべきではないかとの声もあるでしょう。しかし、政治はゼロか一〇〇ではありません。今の与野党を比較すれば、どちらに内閣を預けることがよいのかと問われれば、安倍内閣。したがって、野党提出の内閣不信任決議案には賛成できないということです。
私たち国会議員は、国民のための議論をすることが責務であります。審議を遅延させるための不信任案や問責決議案を出して審議を阻むといったことは、西日本の方々が大水害から復旧に努めている今であるからこそ、慎むべきではないでしょうか。
今、国民の皆さんは、今回の内閣不信任案の提出を見て、国会では何をやっているのかと思っていることでしょう。ゴールデンウイークを挟み十八日も審議を欠席し、さらに、また足を引っ張ろうとするのかと思っているに違いありません。このような内閣不信任案に対しては、日本維新の会は反対いたします。
我が日本維新の会は、国会の場が、国民が不安、不満に思っていること、すなわち、年金、医療、介護、子育てや、安定した経済成長等を真剣に議論できる場にし、実行していくことを約束し、反対討論とさせていただきます。
御清聴ありがとうございました。(拍手)