岸田文雄の発言 (予算委員会)
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○岸田委員 ありがとうございました。
政府におきましては、従来から、財政健全化については、プライマリーバランスの黒字化を実現し、同時に債務残高の対GDP比を安定的に引き下げていく、こうしたことを目標としてきました。昨年の衆議院選挙においても、我々自民党もそういったことを訴えました。
このことについては、従来から少し議論があったのも事実です。プライマリーバランスの黒字化と債務残高の対GDP比の引下げ。例えば、経済の成長、これを優先すべき方々は、やはり後者、要するに債務残高の対GDP比の引下げを優先するべきだとか、目標はそっちだけでいいのではないか、こういった議論があった、これも事実であります。
ただ、このプライマリーバランスの黒字化は、どれだけ税収を見込むか、そしてどれだけ政策的な支出を予定するか、これは国の意思により確定できる、こういった指標であります。一方、対GDP比ということになりますと、特にGDPそのものは、国の意思によってコントロールする、これはかなり難しい部分も出てきます。これは国の意思によって十二分に決められるものではない、こういった指標でもあります。
また、プライマリーバランスの黒字化の方はフローの指標として評価されてきましたし、債務残高の対GDP比、これはストックの指標として評価されてきた、こういった評価もありました。要は、この両方はそれぞれ使い分けられてきた、こういったことだと思います。
この二つの関係について、茂木大臣、どう考えておられますか。お願いします。