中野洋昌の発言 (予算委員会)
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○中野委員 公明党の中野洋昌でございます。
大変、予算委員会の貴重な質問の機会をいただきまして、感謝を申し上げます。
質問もかなり準備をさせていただきましたので、全部はひょっとすると質問し切れないかもしれませんけれども、少し駆け足になりますけれども、どうかよろしくお願いを申し上げます。
まず、教育負担の軽減、また子供の貧困、こうした問題について質問をさせていただきます。
教育負担の軽減というのは、私ども公明党も、さきの衆院選で大きな公約として掲げさせていただいております。先日は同僚の伊佐議員が、幼児教育の無償化について質問をしておりました。私は、主に、きょうは高等教育を中心に質問をさせていただきたいというふうに思います。
資料の一番を見ていただきたいんですけれども、この予算委員会でもいろいろな議論になりました子供の貧困率、相対的な貧困率、こういう指標がございます。統計も二種類もございまして、いろいろあるんですけれども、いずれの調査を見ましても、第二次安倍政権、この取組を通じまして、子供の貧困率というのは数字としては着実に下がってきている、こういう状況になってきているというふうに思います。
それぞれの指標についてどういう背景があるのか、これはしっかり議論をしていけばいいとは思うんですけれども、昨年の厚生労働委員会でも、私、この数字について少し取り上げさせていただいたんですけれども、子供の貧困率というのは確かに下がっている。大きな背景としては、やはり経済の状況、雇用の状況がよくなってきているということがあるというふうにお伺いをいたしました。また、賃金も上がってきている。こういういろいろな背景の中で下がってきているという話をいただきました。
私は、こういう経済の状況をよくしていく、非常に大事でございます。あわせて、やはりこういう貧困の問題を考えるときは、所得の再配分の機能をまた強化していく取組、これも非常に重要であろうというふうに思いまして、教育負担の軽減というのは、まさにそうした取組の大事な柱なんであろうというふうに思っております。
資料の二を見ていただければと思うんですけれども、第二次安倍政権におきまして、高等教育の分野におきましては大学等への奨学金を非常に拡充をしていただいております。
見ていただけばわかると思うんですけれども、給付型の奨学金というのも初めて導入をすることができました。公明党も大変に強く要望させていただきまして、実現をすることができました。また、無利子の奨学金、これも、有利子から無利子へということで、大きく人数を拡大もいたしましたし、所得に連動して返還をする新しいタイプの奨学金、こういうものもさまざま導入をいたしまして、まさにこの政権の間に奨学金の政策というのは大きく前に進んだ、このように思っておりまして、これを更に給付型の奨学金ということで大幅に拡充をしていく、今こうした政府の方針であるというふうに承知をしております。
まさに、この制度設計というのを今行っているところでございます。この大学等への給付型の奨学金、今、真に支援が必要な子供たちに、こういうことであるんですけれども、所得の低い家庭というのはもちろんでございますけれども、このほかにもさまざまな要素もあると思っておりまして、例えば多子世帯、子供が多い世帯、こういう世帯をどうするかということもございますし、また、非常に所得が低い世帯だけではなくて、少しなだらかにというか、段階はあるのかもしれませんけれども、もう少し、所得の中ぐらいの世帯も含めて、やはり大きく幅広い支援というふうにしていっていただきたいというふうにも思いますし、また、対象の大学、これについても、今どういう大学を対象にするのかというのをまさに議論をしているというふうに承知をしております。
私自身も、この対象、どういうところが対象になるのか、これをしっかり議論をする、これは大事なことだろうというふうに思っておりますけれども、余りこれを間口を狭くしまして、行きたいけれども地元に対象の大学がないというふうなことになっては元も子もございませんし、また、実際の生活保護の家計の方など、進路を見ますとさまざまでございまして、専修学校もございます、各種学校、大学以外にも、四大、短大含めて、いろいろなところに進んでいるというのが実態であるというふうに思いますので、これもやはり実態も踏まえながら、また関係者の意見もしっかりと聞きながら、これもなるべく幅広いところが対象になるように、こういう制度設計をしていただきたい。
文部科学大臣にぜひお願いをしたいと思うんですけれども、御答弁いただければと思います。