柚木道義の発言 (予算委員会)

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○柚木委員 そうじゃないんですよ、国家公安委員長。検察審査会自体も、本当に議事録、詳細をごらんいただければ、いかにブラックボックスであるかという、この件だけじゃなくて。
 私は、もみ消しもでっち上げもだめだと両方言っているんですよ。ですから、どちらになってもいけないんです。もちろん、冤罪になっても真犯人が捕まらなくても。
 その上で、残念ながら過去にそういう事例はやっぱりあるわけですよ、警察事案についても。だから、性犯罪の、これは内々の処分も一番多いじゃないですか、懲戒で。そういうことをわかっているから、答弁してほしいと思って中村格さんを呼んだのに、来ていないじゃないですか。
 そういうこともあるし、そして、この検察審査会においても、検察審査員、当然、こういう案件だから男女比重要、男性の方が多い。あるいは、平均年齢高目。そして、まさにくじ引きソフトの疑念。さらには、当事者の意見陳述権、あるいは、審査補助員として入る中立の弁護士さん、こういったことがどれも満たされていなくて、おまけに、出てきた資料は真っ黒黒塗りですよ。
 ですから、こういうことも含めて私は、再捜査だけじゃなくて、再審査が必要だぐらいに思っているんですよ、これは制度上はないけれども。
 なぜそこまで言うかというと、先ほどの片山隼君の事例も、検察審査会は不起訴相当にしているんですよ。それでも実際には、業務上過失致死、懲役二年、執行猶予四年、実刑判決ですよ。これは、まさに当時の東京高検が東京地検に対して、一度不起訴にしたものを再捜査を命じたんです。
 ちなみに、今、その隼君のことが起こって以降、被害者等の通知制度というのができているんです。そして、警察においても同様に、被害者連絡制度というのもできている。これは、まさに被害者の立場に立って、そして、もちろん逮捕されたというのは報道されますからね、なぜ逮捕されなかったのか、不起訴だったのか、これは一生しょって生きていくんですよ。
 理由を知らされなかったり、四日前に、ドイツに仕事に行っているのに、逮捕するから帰ってきてくれと。ここにおられる方は、警察からそう言われたら、誰もが一〇〇%疑わずに信じて帰ってきますよね。ところが直前に、その当日ですよ、目の前をこの方が通り過ぎた、逮捕できませんでした、上から中止命令が出ました、我々全員捜査から離れますと。
 その後、高輪署から捜査一課に移して、防犯カメラも見ずに中止命令を出しておいて、そして、重要な、ホテルに行く前の運転手さんの証言、再聴取していないじゃないですか、本庁に移って。何でそんなことが認められるんですか。
 そして、私は実際、現場のホテルへも行きました。薬物投入の疑いがあると言われる店にも行きました。この方の証言と食い違っていることは多々ありますよ。
 そういうことも含めて、ぜひ、被害者連絡制度、こういったものはあります。
 詩織さん側が、今、防犯カメラについては民事で開示請求をしていますよ、裁判所に、見れるように。それも含めて、近々そういうものが見れる可能性もあります。仮に、新たな証拠、新たな証言、そういったものが出てきたときに、例えば、検察にそういう申入れを詩織さん側がした場合に、検察がそれを認めれば、警察に対して、これは刑事訴訟法上、指揮権があるわけです、個別の。命令が下される可能性もあるんです。そういう正当な手続がもし行われた場合には、警察としては、当然、それに基づいてちゃんと再捜査をしていただけるという認識で、これは一般論で結構ですから、よろしいですか。

発言情報

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発言者: 柚木道義

speaker_id: 6952

日付: 2018-02-19

院: 衆議院

会議名: 予算委員会