あべ俊子の発言 (予算委員会)

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○あべ委員 不採算地区病院、経営が特に厳しいと聞いています。
 経営が特に厳しい中、経営が厳しいから税を入れるのではない。経営が厳しい状況が続いているのは、その病院が地域にとって本当に重要な医療を担っているのであれば、我々は、税をその中に投入するのは全く問題ないと思っています。
 しかしながら、ほかの医療機関にその公立病院を飛び越えてかかっているという実態はないんだろうか、それで患者が来ないという実態はないんだろうか。市町村の職員が出向で事務長をやっているようでは、病院の経営はわかりません。
 そういうことをやっているのではないかも含めて経営状況をしっかり見ていかなければいけないというふうに考えるところでありますが、この公立病院、地方公営企業として法律に位置づけられています。地方公営企業法第三条です。企業の経済性を発揮するとともに、本来の目的である公共の福祉を増進するように運営しなければならないという基本原則が適用されているところであります。しかしながら、政策医療、第十七条の二の第一項の第二号でございますが、これを担っていく以上、公立病院の半数以上は経営が安定しません、これで自治体からの財政支援を受けている現状にあるわけであります。
 私は、公立病院というのが地方公営企業としてのこの法律に位置づけられることに非常に無理があるのではないかと思っています。なぜかといえば、医療は国民にとって非常に重要なものだからであります。民間ができることは民間がしていきながら、民間ができないことを公立病院がしていくということが重要だと思っています。中山間地域、さらには僻地の医療を守っていくためには、企業としての経済性と公共の福祉を両立することは難しいです。こういう役割を担う公立病院、地方公営企業法にある企業としての経済性の基本原則の遂行は難しいと考えています。
 私は、法律からしっかりと外しながら、地域の医療はしっかりとこの国が守るんだということをしていかなければいけないと思いますが、総務省の見解を求めます。

発言情報

speech_id: 119605261X01420180220_020

発言者: あべ俊子

speaker_id: 3502

日付: 2018-02-20

院: 衆議院

会議名: 予算委員会