原口一博の発言 (予算委員会公聴会)

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○原口委員 民進党の原口一博でございます。
 無所属の会として、四人の公述人の皆さんに心からお礼を申し上げたいと思います。
 まず、寺西さんにお礼を申し上げたいと思います。
 労働法制は、生きることそのものです。私ごとで恐縮ですが、私も四年前に妻を亡くしました。宿舎におったんですが、私の場合は、過労死ではなくて、労働の規制緩和でした。非常勤の看護師さんに熱中症と間違えられまして、五分あれば着く虎の門病院に三時間かけて、帰らぬ人となりました。
 衆議院宿舎はS医療という医療会社と契約をしているんですけれども、そのS医療は、医療という名前がございますけれども、医者はおらず、契約をしていた赤坂病院は五年前に廃院になっておりました。自民党、公明党さんから、当時私たちは民主党ですけれども、共産党さんまで、議会運営委員会というところで追及をしていただいてわかりました。つまり、労働法制というのは生きることそのものだ、そこをないがしろにすれば、全ての人の命が奪われるということです。
 そこで、すごいなと思います。私もこの四年間、自分を責めて生きてきました。国会議員にならなければ、あの宿舎にいなければ、早く救急車を呼んでいればと、ずっと自分を責めてきました。残された家族のケアというのは、これはもうどれほどかと思います。そういうものを乗り越えて、こうして社会のために国会まで来ていただいて陳述をされる、どんなにおつらいことかと思います。だからこそ、私たちは、残された方の、家族のケアも、心のケアも含めて頑張っていかないかぬというふうに思います。
 そこで、上西先生と寺西さんに質問ですが、上西先生が出していただいた資料の三ページ、これが、当時の私たち民主党の部会に厚労省が出したものですね。そして、いろいろ赤とか青とかで描いてありますけれども、左から四番目の数字、九・一六と九・三七というこの数字をもとに、これは比べていけないものをもとに、裁量労働よりも一般労働者の方が労働時間が長いというふうに言っていたわけです。この数字なんです。
 労政審の議論を見てみると、では労政審は何のデータをもとに一般労働者と裁量労働者を比べていたかというと、何のデータもないんですよ。データもないどころか、これを比べる議論さえしていないと思うんですが、先生、どのように認識されていますでしょうか。

発言情報

speech_id: 119605262X00120180221_162

発言者: 原口一博

speaker_id: 33724

日付: 2018-02-21

院: 衆議院

会議名: 予算委員会公聴会