菊地身智雄の発言 (予算委員会第八分科会)
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○菊地政府参考人 お答えいたします。
近年、我が国の港湾へのクルーズ需要は急増しており、平成二十九年は、訪日クルーズ旅客数は前年比二七%増の二百五十三万人、また、クルーズ船の寄港回数は前年比三七%増の二千七百六十五回となり、いずれも過去最高を記録したところであります。
政府が目標に掲げる、訪日クルーズ旅客を二〇二〇年に五百万人という目標に向けましては、この二倍のクルーズ旅客を受け入れる必要があり、平成三十年度以降もクルーズ船の受入れ環境の整備を加速してまいります。
具体的には、昨年港湾法を改正し創設いたしましたクルーズ船社によるターミナルビル等への投資と岸壁の優先利用を柱とする新たな制度を活用し、国際クルーズ拠点の形成を推進してまいります。
また、地方公共団体等が実施をいたしますクルーズ旅客の利便性や安全性の向上を図る事業に対しまして国が補助する制度として、今年度、国際クルーズ旅客受入機能高度化事業を創設したところであります。今年度は、酒田港におけるクルーズ旅客の待合施設整備を始め、全国二十五港三十三地区における事業を支援しており、平成三十年度も引き続きこうした取組を支援してまいります。
このほか、クルーズ船の誘致を希望する地方公共団体とクルーズ船社との商談会の開催や、クルーズ旅客へのおもてなし活動に取り組む民間団体等とクルーズ船社との意見交換の場をセットさせていただくなど、ソフト面の取組も進めてまいります。
国土交通省といたしましては、こうした取組により、訪日クルーズ旅客五百万人時代に向けて、クルーズ船の受入れ環境の整備を積極的に推進してまいります。