山田邦博の発言 (予算委員会第八分科会)
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○山田政府参考人 お答えいたします。
先ほど先生からもお話がございましたように、大河津分水路につきましては、大正十一年に初めて通水をして以降、洪水を直接日本海に流すことで、治水安全度が向上し、越後平野の発展に大きく貢献してきたものでございます。
しかしながら、最下流に位置します大河津分水路の流下能力が不足をしておりまして、平成二十三年七月洪水で計画高水位を超過した地点が分派点より上流部に生じるなど大変危険な状態となったこと等から、分水路の抜本的な改修が必要となっております。
このため、平成二十七年度より、分水路を拡幅いたしまして更に安全度を向上させる事業に着手しておりまして、この事業におきましては、河口左岸部を拡幅するための山地掘削、それに伴い必要となる床固めの改築、橋梁のかけかえ等を実施することとしております。
現在、地元の方々の御協力のもと用地取得を鋭意進めておりまして、あわせて、今後の本格的な掘削工事に向けた工事用道路の整備も進めているところでございます。
また、河口左岸側の拡幅に伴いまして必要となる野積橋のかけかえについて、昨年七月に着手したところでございます。
今後、本格的な山地掘削など大規模な工事が始まりますが、大河津分水路の改修は信濃川流域の治水上極めて重要な事業でございまして、地元から事業推進の強い要望もあることを踏まえて、平成四十四年度完成に向けまして、事業監理を徹底しながら、しっかりと事業の進捗を図っていきたいと考えているところでございます。