山本一太の発言 (外交防衛委員会)

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○山本一太君 その河野大臣のアメリカが北朝鮮と単独で何かをやることにはならないだろうと、ここは一番最大のポイントだと思うんですよね。
 河野大臣ほどじゃないんですけれども、私もアメリカに安全保障関係の友人というのがいて、あるシンクタンクに勤めている研究員から電話があって、日本は外から見るとどう見ても蚊帳の外に置かれているように見えるよと。ずうっと圧力主導してきたのに、何か一気に急展開して、乗り遅れているようにも見えなくないと。
 三月十日付けのニューヨーク・タイムズが、もう安倍総理は蚊帳の外に置かれたみたいなことが書かれていたので、私が言ったのは、彼に、いやいや、その記事よく見てみると、マティス国防長官もそれからマクマスター補佐官もその話を聞いてトランプ大統領に、いや、大統領、もうちょっと時間を掛けて判断した方がいいんじゃないですかと言ったと。あくまでニューヨーク・タイムズの記事です。そうしたら、トランプ大統領がアイ・ゲット・イット、アイ・ゲット・イットと、分かっているよと二回言ったけど、その場で決断したということなので、別に安倍総理が蚊帳の外に置かれているというよりは、トランプ大統領以外の政府の高官はみんな蚊帳の外に置かれているんじゃないかというふうに申し上げたんですけれども。
 そういう意味で、もちろん日米首脳の信頼関係も大事ですが、河野大臣がティラーソン長官の後の国務長官とも信頼関係をつくっていただくというのは非常に大事だということだけ申し上げておきたいと思います。
 そこで、もう一つ、この問題についてどうしても今日河野大臣に申し上げたかったことがあるんですね。ここに来て、最近、日本のメディアで日朝首脳会談の可能性が急に取り沙汰されるようになったんですね。安倍総理が文在寅大統領と電話会談したときに、とにかく拉致問題もしっかり議題に上げてほしいと、南北首脳会談をやるときには。同時に、圧力をまずきちっと掛けていこうということについても合意したというふうに報道されています。そのときに、たしか私の記憶では、日朝の直接交渉についても総理が意欲を示したみたいな話があって、それがもとなのかも分かりませんが、日朝首脳会談の話が何か急に現実の可能性として取り沙汰されているんですが、大臣、私は相当慎重にやるべきだと思うんですよ。
 これ、南北の首脳会談やって米朝首脳会談やって、日本がその後首脳会談をやるというのは、よほど気をつけないと、今、実際、昨日ぐらいに北朝鮮政府が、金正恩委員長か北朝鮮政府ですか、日本が何か今でも圧力圧力みたいなことを言うんだったら平壌行きの切符も危なくなるよみたいなことを言っている。つまり、まるで日朝首脳会談を一つの外交の取引材料として、うちと話したいんだったらもうちょっと静かにしてみろみたいな話になっている。
 こういうときは本当に慎重にやらなければいけないというふうに思っているので、河野大臣に是非、この日朝直接交渉、特に首脳会談みたいなことについては慎重にやっていただきたいと思うんですが、この点についての大臣のお考えをお聞きしたいと思います。

発言情報

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発言者: 山本一太

speaker_id: 17573

日付: 2018-03-20

院: 参議院

会議名: 外交防衛委員会