河野太郎の発言 (外交防衛委員会)
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○国務大臣(河野太郎君) お疲れさまでございます。
平成三十年度外務省所管予算案について概要を説明いたします。
平成三十年度一般会計予算案において、外務省は六千九百六十七億十六万四千円を計上しています。これを前年度と比較いたしますと、約一%の増額となっております。
このうち外務省所管のODA予算は、四千三百四十四億四千九百五十万一千円となっております。
平成三十年度予算案の作成に当たっては、不透明さを増す国際情勢において戦略的な外交を展開し、我が国及び我が国国民の安全と繁栄を守り抜くため、以下申し上げる四本の柱を掲げ、めり張りを付けた上で必要な予算を計上いたしました。
第一の柱は、不透明さを増す国際情勢に対応し、戦略的な外交を展開するです。北朝鮮の核・ミサイル問題等、我が国を取り巻く安全保障環境が一層厳しさを増す中、日本の安全を確保するとともに、グローバルな課題への対応にリーダーシップを発揮していきます。
第二の柱は、テロ等の脅威から在外邦人や国内を守るです。世界各地でテロ等緊急事態が多発する中、在外邦人の安全対策、情報収集・分析機能や水際対策の強化等に万全を期していきます。
第三の柱は、日本経済を力強く外交面で後押しするです。自由で開かれた経済秩序を維持強化するとともに、日本企業の海外展開支援を積極的に支援していきます。来年のG20サミット本邦開催に向けた準備を本格化するとともに、二〇二五年国際博覧会の大阪・関西誘致に向けた支持取付けを加速化していきます。
第四の柱は、戦略的な対外発信を維持強化するです。日本の政策、取組の発信、日本の多様な魅力の発信、日系社会を含む親日派、知日派の育成を強化し、国際社会における我が国の影響力を高めていきます。
また、これらの諸課題を実現するために、主要国並みを目指した外交実施体制の強化と国益に資するODAの更なる拡充に取り組みます。外交実施体制については、地球儀を俯瞰する外交を下支えする足腰予算を拡充するとともに、在外公館三公館の新設及び九十名の体制増を含めた必要経費を計上しております。
ODAについては、自由で開かれたインド太平洋戦略の具体化を始め、国益に資する開発協力を一層戦略的に実施していきます。
以上が、平成三十年度外務省所管予算案の概要でございます。
三宅委員長を始め、理事、委員各位の御支援と御協力を心からお願い申し上げます。
なお、時間の関係もございますので、委員長におかれましては、お手元に配付してあります印刷物を会議録に掲載されますようお願い申し上げます。