市田忠義の発言 (環境委員会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○市田忠義君 バリアフリー化のためと言われましたが、道は坂道が多くて、車椅子なんて行けないです、あそこは。幾らデッキ広げたところでバリアフリーと余り関係ないんですよね。しかも、人が多いのは紅葉のシーズンの二週間、しかも朝日がきれいなのでカメラマンがその時期だけ集中するんですね。そのためだけにせっかくの自然環境を破壊していいのかと。
豊かな自然環境をみんなに見てもらうというのは私いいことだと思うんですよ。いいことなんだけど、そのためにせっかくの自然の木を伐採するということがあってはならないと思う。連絡が遅れたとおっしゃるけど、やっぱりそこで熱心に活動している自然保護団体の方いらっしゃるわけだから当然事前に聞くべきだと、環境省自身がそういうお触れ出しているわけでしょう。
この工事は、二〇〇一年五月の衆議院の環境委員会で我が党の藤木議員が、公共事業予算消化のためのずさんで過剰な工事だと、見直すべきだと強く求めていたものなんですよ。当時の西尾自然環境局長はなかなかいい答弁していらっしゃいます。奥入瀬地域の緑のダイヤモンド計画を作る段階で地元住民の方や自然保護団体の方々からの直接意見聴取を行わなかった、量的な面での対応に重点が置かれてしまった、その結果、質的な面が追い付かなかったと反省していると、なかなか私いい答弁だと思うんですね。それを受けて、当時の川口順子環境大臣がこうおっしゃっています。必ずしも自然環境と十分に適合しない点があったことについては反省するところが多い、NGOの方々の御意見を計画的に取り入れ、質の高い自然公園事業を実施していきたいと、なかなか見事な答弁だと私思うんです。
こういう教訓や環境省自身が出した技術指針の趣旨が生かされていないんじゃないかと。やっぱり、地元住民の方々や自然保護団体から直接意見聴取をして事業計画を見直すと、それぐらいのことを大臣、決断すべきじゃないですか。