中川雅治の発言 (環境委員会)
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○国務大臣(中川雅治君) 今、SDGsのお話がございました。同時に、パリ協定が採択されて、世界では脱炭素社会の実現に向けた積極的な取組が始まっているところでございます。我が国企業も気候変動問題を始め様々な環境問題を経営戦略の中に適切に取り込むということが大事だというのは、もうまさに御指摘のとおりでございます。脱炭素社会で新たに創出される市場の獲得に向けた動きを強めていくことが重要でありまして、このことが我が国の新しい成長にもつながると考えております。
環境省では、企業の環境情報開示と、それに基づく投資家との対話を促進する施策を展開しておりますし、それをこれからも強力に進めていきたいと思っております。
環境情報開示基盤整備事業というのを進めているところでございまして、これは、データベース機能と直接対話機能を一体化した世界初のシステムということでございまして、企業、投資家間の活用だけでなく、企業間、企業内、海外との対話など、様々な関係者間のESG情報の共有、分析、対話へと波及をしていく、そういうことを目指しております。本事業には平成二十九年度で七百五十の企業、投資家が参加をしておりまして、ESG情報の公表と対話の経験を環境省が支援し、適正な実務の収れんを図っているところでございまして、実証運用期間を経て、平成三十三年度までに本格運用を目指しております。
さらに、こうした動きを金融の側から牽引していただくために、本年一月から、金融業界を代表する方々にお集まりいただきまして、ESG金融懇談会を開催いたしております。長期的視点で我が国金融市場の向かうべき方向性等について闊達に御議論いただいているところでございます。
今後とも、関係省庁とも連携を深めつつ、これらの取組を更に強化し、脱炭素社会の実現に向けて一層努力してまいりたいと考えております。