山岸尚之の発言 (環境委員会)

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○参考人(山岸尚之君) 二点申し上げたいと思います。
 一つは、既存の研究領域との協力をどうやって進めていけるのかということが課題だと思っています。
 例えば、気候変動で影響がある種として、例えば日本で有名なライチョウという種がありますけれども、そういうライチョウに関しては、気候変動の研究者が研究しているわけではなくて、元々その種を研究していらっしゃる方がいらっしゃるとか、あるいは果樹に対する影響でも果樹に対する研究をしていらっしゃる方がいらっしゃると。そういった既存の研究分野の中で気候変動の影響というものをどんどん取り入れていくということが一つ大事になってきます。ですので、そうした既存の研究領域でやっていらっしゃることを、もちろん気候変動の影響を加味すると新たなこともやらなければいけないんですが、既存の部分との協働をいかにうまく活用していけるかということが一つ大きな課題になっているんじゃないかなというふうに思っています。
 二つ目は、先ほど来から申し上げていることになりますが、これをうまく地域の中でそしゃくする体制、これは、単に良い研究者がいるだけでは恐らく駄目で、その研究者とその間をつなぐような人たちというのが、実際の政策とか行政をつなぐような人たちというのが必要だと思います。
 例えば、防災等の分野でいいますと、気象予報士の方々というのは結構全国にたくさんいらっしゃるんですが、必ずしもそうした事象に、必要な職に就いていらっしゃらない方もいらっしゃると。そうであれば、まさにこういう分野が必要なんですよという形で、使われていないリソース、人材を活用するということも一つの考え方としてはあるのかなというふうに思います。

発言情報

speech_id: 119614006X01020180531_063

発言者: 山岸尚之

speaker_id: 9457

日付: 2018-05-31

院: 参議院

会議名: 環境委員会