河野義博の発言 (環境委員会)

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○河野義博君 公明党の河野義博です。
 まず、地元の課題を二点お伺いします。熊本県阿蘇山、国立公園に指定されておりますが、その関係で質問いたします。
 阿蘇山、熊本県阿蘇市にあります仙酔峡というところがありまして、仙人の仙に酔うに峡谷の峡、その名のとおり、仙人でさえその美しさと香りに酔ったというミヤマキリシマ、ツツジの一種でありますが、春になりますと五万株も咲き乱れる峡谷で有名でありまして、阿蘇山の中岳と高岳の北側の麓にある峡谷であります。元々は阿蘇山が噴火して溶岩流が形成した、自然のアートとも言うべき地域であります。そこの仙酔峡は、ロープウエーの駅や阿蘇の自然を紹介するインフォメーションセンターがありまして、高岳、中岳の登山の拠点にもなっているところでございます。
 ここにロープウエーがございまして、阿蘇山の東側からアプローチする全長約一・五キロの索道、ロープウエー、ミヤマキリシマの群生で知られているため、見頃となる五月には乗客も増えまして、年間乗客の四割は五月に乗っているという状況でありましたけれども、平成二十二年五月にモーター故障いたしまして、運休を余儀なくされておりました。第三セクターという側面もあり、様々な課題から運転再開できなかったわけでありますが、そこを受けまして、平成二十八年の熊本大地震、その半年後に阿蘇山が三十八年ぶりに爆発的に噴火をいたしまして、相次ぐ自然災害や大規模改修に掛かる費用を考えますと、営業再開というのはもう断念せざるを得ない状況にございます。
 このまま放置しますと、国立公園内の景観を損なうだけでなく、安全上の問題も危惧されておりまして、いわゆる山を登るトレッキングの道路のすぐ横にロープウエーが架かっておりまして、地震で支柱も本当崩れかかっているようなところがあり、支柱が崩れればロープがその辺に散乱して登山客に大きな被害を与えるという本当に危険も迫っているところでありまして、残念ながら、ハイシーズンを前に歩道の方も通行止めを余儀なくされているという状況でございます。
 九州を代表する観光地、阿蘇を牽引する阿蘇山周辺の環境整備、これは国立公園内の話でございます。また、登山客の安全確保のために、危険施設の撤去に掛かる費用、多額な費用が掛かるということで、財政措置を何とかお願いしたいという地元の自治体の要望があるわけでありますけれども、これらを踏まえて環境省としてどういう支援をしていくおつもりか、お聞かせください。

発言情報

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発言者: 河野義博

speaker_id: 34920

日付: 2018-06-14

院: 参議院

会議名: 環境委員会