櫻井充の発言 (議院運営委員会)

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○櫻井充君 大体平年比でいうと倍以上になっています。これは金融政策何も関係ないんですよ。金融政策何も関係なくて、寒かったので生育が悪くて、結局何かというと、供給サイドの方が少なくなったから、需要が変わらなくて供給サイドが落ちたから、結果的には物の値段が上がっているわけですよね。これが僕は市場の当たり前の原理だと思っていて、金融政策で物価をしゃかりきになって上げようとすること自体、私は、済みませんが、繰り返し申し上げておきますが、物価の安定は必要かもしれないけれど、物価をそれによって上げる必要性があるかというと私は違うんじゃないかと、そう思っています。
 それから、五年前におっしゃっていたことで、三つのルートがあるんだと。要するに物価を上げるための三つのルートがあると、そうおっしゃっていましたよね。
 それは何かというと、一つは、結果的には、円安に誘導するわけではないけれど、円安になって輸入物価が上がってくるんだというルートが一つ。だけど、これは、元々のこの政策は円安に誘導するための政策ではないとおっしゃっていますから、言わば副作用なんですよね。副作用で円安になりましたと、そしてその結果、輸入食材などが、原材料などが上がって物価が上がっていくというルートが一つ。
 それからもう一つは、金利を下げていくので企業活動が活発化していって経済が好循環していくので、それで物価が上がっていくんだと。これはまあまともな作用のところですね。
 そしてもう一つ、結局はここが一番大きなポイントになったんですが、気に働きかけるんだということでした。気に働きかけるというのはどういうことかというと、今までであれば、物の値段が下がるので、今日買うよりあした買った方がいい、今年買うより来年買った方がいいと思っているから消費が伸びてこないので、物価を上げてあげれば、今日買わないと損なので物を買うようになっていくんだと、そういうことを説明されておられました。
 だけど、現実はどういうことが起こるかというと、長期間にわたって物価が上がるとなれば、庶民は物価が上がることに対して対策を取ってくるので、買いたいものも買わなくなるんですよ。私はあのとき、そういうことも委員会でも申し上げました。現実はそうなってきています。
 ですから、気に働きかけて、デフレマインドを払拭した上で気に働きかければ、それで消費が伸びるかのような御発言をされていましたが、私は、この五年間やってみて、その結果は違っていたんじゃないかと思いますが、この点についてはいかがですか。

発言情報

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発言者: 櫻井充

speaker_id: 7865

日付: 2018-03-06

院: 参議院

会議名: 議院運営委員会