櫻井充の発言 (議院運営委員会)
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○櫻井充君 いや、そういうことをお伺いしているんではなくて、結果的にはその気に働きかけるということ自体が成功だったのかどうかというだけの話ですよ。
消費税が上がりますと、ある日突然上がるということが分かっていれば、確かに三月に駆け込み需要をするわけですよ。だけど、それは耐久財であって、日常生活のものは、とてもじゃないけど、そんな買いだめすることはできません。ですから、今も参考人がおっしゃっていたように、耐久財についてはその理屈は成り立つと思うんです。しかし、耐久財についてその理屈が成り立っても、それは来年買うか今年買うかというものを、悩んでいたものを買うだけの話であって、それは需要の先食いであって、中長期的に見たときにその需要がずっと伸び続けるという話とは違うんですよ。そこを僕は誤解されていると思いますね。
ですから、例えばエコカー減税やエコポイントなどが家電でありましたが、あのときに確かに需要は伸びたんです。だけど、需要は伸びたけど、その後どうなったかというと、結局はもう皆さん買わなくてよくなったので、結果的には消費量というのは押しなべて変わらないことになるわけですよね。
ですから、それと同じような形で、物価が上がりますといったら、耐久財についてはそれは早くに買うかもしれないけど、繰り返しになりますけど、これはあくまで駆け込み需要であって、需要の先食いなんですよ。そうすると、日常生活品が上がるようなことになったら一体どういうことが起こるかと。今、白菜などは四つ切りじゃないですよ。六つ切りになっていますよ。そのぐらいのものにしなければ売れないからです。
つまり、物の値段が上がってくるということになれば、庶民はもういかにその支出を抑えるかということを考えてくるわけであって、気に働きかけるという考え方そのものが私は間違っていたんじゃないかと思いますが、この点についていかがですか。