滝波宏文の発言 (経済産業委員会)

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○滝波宏文君 続きまして、エネルギーミックスの目標のことについて、その堅持についての話をしたいと思います。
 我が国は、エネルギー資源に乏しく、隣国と電気のやり取りができない島国である一方、大量で良質の電源を必要とする経済大国かつ京都議定書をまとめた環境責任国であります。その我が国においては、3EプラスSの観点から、特定の電源や燃料源に過度に依存することのないバランスの取れたエネルギーミックスを実現することが不可欠だと思います。
 再生可能エネルギーについては、先ほどのFITによる国民負担のほか、小澤調整官からもお話ございましたけれども、電力変動に対する調整力を提供するバックアップ電源の確保ですとか系統強化、また安定化費用など様々な課題がありまして、残念ながら、まだまだ頼り切れる存在とは言い難いものがあります。
 もちろん、私としても、再エネを可能な限り増やし、その分原子力への依存度を下げて脱炭素電源の総量、これを確保するというふうな、維持をするという方針は共有するものであります。一方で、このFITによる公的サポートというのは、本来的には、この再エネ業者の参入時の初期投資を軽減するということであって、二十年後にFITの適用がなくなったら再エネ業者はすぐに撤退というようなことでは、これは話にはならないと思います。
 必要なのは、したがって、再エネの経済的自立であり、さもなくば、単にFITによる再エネの認定設備が増えたからといって、二〇三〇年のエネルギーミックスをすぐに変えられるわけではないと思います。
 そもそも、一般に政策目標の安定性というものは、関係者の予見可能性を確保するためにも必要であって、目標年次の数年前など、より近くなってきてその達成可能性が明確になってから次の目標を立てるまでの間、従前の政策目標を堅持すべきものだと考えますし、エネルギーミックスについても同様に堅持すべきだと考えますが、経産省の見解をお伺いします。

発言情報

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発言者: 滝波宏文

speaker_id: 4777

日付: 2018-06-05

院: 参議院

会議名: 経済産業委員会