高科淳の発言 (経済産業委員会)

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○政府参考人(高科淳君) お答えいたします。
 まず、再エネの主力電源化ということでございますけれども、五月十六日の総合資源エネルギー調査会基本政策分科会におきまして、再生可能エネルギーにつきましては、エネルギーミックスを実現し、電源構成全体の二二%から二四%を占める主力電源にしていくことをエネルギー基本計画の素案としてお示ししたところでございます。
 その日本の再エネの発電コストは海外に比べて約二倍と高い状況にありますけれども、世界的には、技術革新などによりまして、低コストで再エネの導入が増大しております。こうした中で、この主力電源という文言ですけれども、世界の状況を日本においても実現して、国民負担を抑制しつつ、大量導入を図っていくという決意をお示ししたものでございます。
 その上で、エネルギーミックスで掲げた再エネの比率ということでございますけれども、エネルギーミックスで掲げました二〇三〇年度の再エネ比率二二から二四%、これを国民負担約三兆円で実現するということでございますけれども、このことにつきましては、欧州と比べまして日本の再エネコストがいまだ高い中で、国民負担の抑制を図りつつ、水力を除いた再エネ比率を現在の二倍にするという極めて野心的な水準だと考えております。
 仮に二〇三〇年度の再エネの比率をミックスより引き上げる場合には、想定以上の国民負担が発生いたしますことから、コスト低減の道筋が明確になって初めて現実味を帯びてくるものと考えられます。ミックスでお示しした比率以上の更なる再エネの導入が阻害されるものではございませんけれども、まずはエネルギーミックスの実現に向けまして、系統制約の克服と併せて入札制の活用など、コスト低減の取組の強化や調整力の確保などの再エネ導入拡大の取組を一つ一つ進めてまいりたいと考えてございます。

発言情報

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発言者: 高科淳

speaker_id: 30256

日付: 2018-06-05

院: 参議院

会議名: 経済産業委員会