世耕弘成の発言 (決算委員会)

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○国務大臣(世耕弘成君) もう既に鉄鋼、アルミは、我々は追加関税の対象になっているわけであります。これは、アメリカの通商拡大法二百三十二条に基づく措置であります。
 これは、ガットのルールの中にあった安全保障条項というのが、彼らが適用してこの追加関税ということになっているわけでありますけれども、同盟国である日本からの鉄鋼やアルミ、ましてや自動車の輸入がアメリカの安全保障に脅威を与えることは全くないわけであります。それどころか、鉄鋼、アルミに関していえば、非常に品質の高い日本の製品はアメリカの産業界に非常に貢献をしているわけであります。
 また、自動車に関しては、現地の工場で九万人ぐらいの雇用も生み出しておりますし、それだけではなくて、ディーラーもこれ三十七万人ぐらいいると言われています。関連産業その他を含めると、アメリカで百五十万人ぐらいの雇用を生み出しています。そしてさらに、この自動車産業はアメリカの輸出にも大変な貢献をしているわけであります。
 そういった意味で、我々の産業が、日本の産業が、アメリカの安全保障に脅威を与えるどころか、いろんな意味で貢献をしているということは粘り強く説明をしていきたいというふうに思いますし、安全保障を理由にした広範な貿易制限措置は、世界市場を混乱をさせ、WTOルールに基づく多角的貿易体制にも悪影響を及ぼしかねないというものでありまして、極めて遺憾だというふうに思っています。
 日本の立ち位置は明確でありまして、いかなる措置も、貿易上の措置も、WTO整合的であるべきだと、この立ち位置をしっかり維持をしながら、我々はいかなる条件ものみません。WTO整合的であるべきだということを、しっかりアメリカに引き続き訴えかけていきたいというふうに思っております。

発言情報

speech_id: 119614103X00820180611_024

発言者: 世耕弘成

speaker_id: 15381

日付: 2018-06-11

院: 参議院

会議名: 決算委員会