滝波宏文の発言 (決算委員会)
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○滝波宏文君 自民党の福井県選出、滝波宏文でございます。
本日、平成二十八年度決算についての締めくくり総括におきまして質疑の機会をいただきましたこと、参議院自民党の吉田幹事長を始め、先輩、同僚の先生方に感謝申し上げます。
まず冒頭、私からも、今朝八時頃に発生しました大阪を中心とする地震につきまして、亡くなられた方々へのお悔やみと被災者の皆様へのお見舞いを心から申し上げます。
被害等の状況と政府の対応について、私もお伺いしようかと思いましたが、既に委員長が質疑されてございます、リソースを現場に少しでも割いていただくために、答弁は求めませんが、くれぐれも各省庁連携して迅速にしっかりと対応していただくことをお願いいたします。
さて、本委員会では四月から決算について審議をしてまいりまして、決算理事、委員各位始め、質疑、答弁に立たれました皆様のおかげで、参議院らしく粛々と審議されてきたものと考えてございます。
この決算委員会の質疑の中でも多く取り上げられました森友学園への国有地売却やこれに係る公文書の取扱いをめぐる問題ですが、今月四日、財務省が、森友学園に係る決裁文書の改ざん等の問題に関する調査結果と関係者の処分を発表いたしました。
実は、私は、財務省にいて人事畑が長くて、職員の処分を担当する首席監察官、これも務めたことがございますが、組織の規律を保つための厳しさを持って当たりつつ、仮に裁判に持ち込まれても結論が維持できるような丁寧な事実認定とバランスの取れた処分に、私自身苦心した経験がございます。
過去の大蔵省、財務省の処分の歴史を振り返ると、とりわけ私が入省して人事に配置された直後から火を噴いた大蔵省不祥事、これは金融機関への公的資金投入という不人気政策と密接に絡む中で発生しましたが、今回は、前事務次官のセクハラ問題を含め、政策論と全く関係ないところでこのような不祥事が生じており、全く情けないと思っております。猛省を促したい。
一方で、この処分内容は、他省を含め、過去例を押さえつつ、しっかりと踏み込んだ厳しいものになっていると思います。とりわけ、大臣の一年にもわたる給与返納、これは私も、過去の大蔵大臣時代も含めて、財務省において聞いたことのない長さだと思ってございます。
また、破棄等された応接録等の公文書を見ると、西田昌司委員が三月の予算委員会でおっしゃったように、政治家関係者や総理夫人の名前はあったとしても、全く問題のないものでありました。当時の理財局長の主導により、交渉記録は残っていないと説明した同氏の答弁を踏まえ、国会審議の紛糾を避けるためという以外に理由はありません。今回の処分の報告書を見ても、政治家が関与していたという事実はありません。これらのことを我々はしっかりと踏まえなければならないでしょう。
ここで、今回の処分の概要と併せて、省内の綱紀粛正の徹底と再発防止をどのように確保するのか、財務大臣の御所見を伺います。