滝波宏文の発言 (決算委員会)
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○滝波宏文君 ありがとうございます。
そして、我が国にとって最重要な問題は拉致問題の解決であります。
私の地元福井県の拉致被害者、地村さんは、平成十四年に帰国し、その後、小浜市役所に勤務されておりましたが、その地村さんも二年前定年退職されました。拉致被害者も既にそういった年齢に達しており、帰国を待つ御家族の皆様にはなおのこと一刻の猶予もありません。そして、福井県内の十名を含む全国の特定失踪者八百八十三名の御家族の方々も、一日も早い帰国を願っているところであります。
御家族の皆様は、今回の核・ミサイル問題が先に立ち、拉致問題が後回しにならないかと心配でたまらない日々を過ごしていたところがあるかと思いますけれども、そういった思いの中、安倍総理は、今回の首脳会談前に、あらゆる場、あらゆる機会を捉えてトランプ大統領に拉致問題を取り上げるよう働きかけられました。その努力があって、米朝首脳会談で拉致問題が放置される事態は回避されました。
これから協議していくとトランプ大統領が述べたように、拉致問題の解決に向けての足掛かりになると考えております。とりわけ九四年の枠組み合意など、過去とは違い、今回は拉致問題が国際的にきちんとテーブルにのっております。私は、拉致問題の解決に向けて、むしろ核・ミサイル問題など北朝鮮をめぐる状況に動きがあるときこそチャンスがあると考えております。是非、この米朝首脳会談で生じた波を生かして、拉致問題を解決に向かわせてほしいと切望いたします。
そこで、これまで政府は、拉致問題の解決なくして北朝鮮問題の解決なしとの覚悟で取り組んできたと考えますが、拉致問題の早期解決に向けての決意について、総理にお伺いいたします。