自見はなこの発言 (厚生労働委員会)
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○自見はなこ君 参議院自民党の自見はなこでございます。どうぞよろしくお願いいたします。
今日は、それぞれ、実践の現場におられる立場として、そして研究者として、そして制度に対する活動の弁護士の立場としてされている、それぞれの四人の参考人の方々に貴重な御意見をいただきましたことを改めて心から感謝を申し上げます。
私、本職小児科の医師でございまして、断らない福祉、断らない相談というところは非常に腹に落ちるところがございました。医療現場でもそうでありますけれども、来た患者さんを一切断ること、もちろん念頭にもございませんので、その上で制度設計をどうするかですとか、その上で自分自身の医師としての技量をどうやって研さんして磨いていくかということが我々の職務だと思って働いておりましたので、この断らないということを前提にしたというところに非常に私自身も共感を覚えたわけであります。
また、制度は人のためにあって人は制度のためにあるわけではないという言葉が実は私は非常に好きでありまして、制度はいつも完璧ではないわけでありますけれども、それをどうやって、人間として関わっていきながら、制度にないものを埋めていくかといったところも含めて、我々がやっていくことは非常に大きいんだろうというふうに思いました。
今日は限られた時間でございますので、まず、勝部参考人と奥田参考人に御質問をさせていただきたいと思っております。
今回の改正案では、生活困窮者自立支援法第二条に基本理念というものを創設されました。そして、人間関係のことも触れていただきましたけれども、地域社会からの孤立ということの現状において、包括的かつ早期に支援を行うということや、あるいは地域における福祉等の関係機関、民間団体との連携や支援体制の整備に配慮して支援を行うべきことというふうに定めております。
このように、今回の法改正というところは、やはり大きなポイントは、社会的困窮ということだけではなく社会的孤立ということも明記した、あるいは地域づくりということ、また困窮者支援を充実するための地域資源の充実に取り組むという、こういった視点が盛り込まれたというところはやはり大きなことだというふうに私自身は感じているところでございますけれども、この基本理念というものが打ち立てられたということは現場の支援相談に従事する方々にとってどのように受け止められているのかということと、それから、この基本理念を明確化したことで実際の生活困窮者に対する支援にどのような効果が現れるということが期待できるのかということの二点について、それぞれのお考えをお伺いしたいと思います。