兵頭慎治の発言 (国際経済・外交に関する調査会)
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○参考人(兵頭慎治君) ありがとうございます。
ロシアの米軍に対する認識ということをお話ししますと、実は九・一一事件直後というのは、アメリカとロシアの間で対テロ協調というのが一時的に成立をしていたという過去の経緯がございます。さらに、ロシアが自らの影響圏と考える中央アジアにプーチンが自ら米軍の駐留を認めるという、こういうこともあったということでありまして、実は非伝統的安全保障とかテロの問題、イスラム過激勢力のところでは、実はアメリカの軍事力、これもうまく活用しながら共にやっていきたいという思いが、今でもそこは多分ロシア側の中にあるんだろうと。
なので、シリアに軍事介入していましたけれども、これもシリアでの利権擁護とかロシアの影響力拡大というのがありますが、実はテロとかの分野でアメリカと協力関係を復活させていきたいという、こういう部分もいまだにやっぱりプーチンはあるんではないかというふうに見ています。
ですから、そういう辺りから、この日米同盟に対する、あるいはアメリカの軍事プレゼンスに対するロシア側のこの批判というか懸念みたいなものをいかに低減させていくのかという、この辺りを今後ロシアとは議論していく必要があろうかというふうに思います。