阿達雅志の発言 (国土交通委員会)
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○阿達雅志君 自由民主党の阿達雅志でございます。
本日、三人の参考人の方からそれぞれの視点で非常に貴重なお話を伺ったと思います。
それで、その中でちょっと質問させていただきたいんですけれども、三人の参考人の方が共通して挙げられた話の中で、やはりこのハード、ソフトの一体的整備というお話、あるいはそれに近いようなところで、高山市長さんがおっしゃられている中での人と人とのつながり、あるいはこの学習教材である人的サポートという話がありました。また、田中参考人のお話の中では、鉄道会社の声掛け運動についてのお話がございました。
このハードとソフトをどういう形で組み合わせていくのか、そしてまた、そのハードの場合に、どうしても、金銭的な問題以上に、スペースとか歴史的建造物の場合にどうするかとか、そういう物理的なハード面での制約もある中でソフトの重要性というのが非常にあるんだと思うんですけれども、そのソフトという中にも、誰が実際にそれをどういうふうに進めるかというところで議論があろうかと思います。
実は、私の高校時代の同級生が中途視覚障害者になりまして、ですが、やはり今でも、以前の職場に勤めるということで、本人一人で自宅から勤務先まで約一時間、公共交通機関を使って通勤をしております。途中二回の乗換えということで、当初、通勤を開始するときには、団体の皆さんに特訓をしてもらって、どういうふうに乗り換えるのかというのを大分本人自身も学んだようなんですけれども、実際に通勤を始めると、最寄り駅では会社の人たちがサポートしてくれる、自宅の近辺では近辺の人たちがサポートをしてくれるというのがあったようですが、やっぱり乗換えのところで当初、特に通勤時間帯なので相当、何度もつえも折られるようなこともあったようなんです。ところが、やはりずっと毎日通勤を続けている中で周りの方からだんだんサポートしてくれる方々が出てきて、それで毎日同じように案内をしてもらえるような、こういう状況が出てきたという、そういう話を実はその友人がしておりました。
そういう意味で、確かに、鉄道会社の声掛け運動というのを今後どういうふうに本当に広げていくのか。特に、先ほど田中参考人からお話がありましたけれども、もちろん、駅員が基本である、プロが基本であるというところももちろんあると思いますし、またハード面をとにかく整えるというところも極めてこれ大事な話だとは思うんですけれども、ただ、やっぱりそこへ至るまでの過程、そしてまた、そういういろんな朝の状況とかで必ずしも駅員が常にいられないような状況の中では、やっぱりその周りの人たちの人的サポートというのもこれは非常に重要なところなんだろうというふうに思います。
それで、この鉄道会社、せっかく声掛け運動を始めたけれども、これだけでは駄目なんだろうというような御指摘でもあったかと思うんですけれども、この声掛け運動を実際にもう少ししっかりしたものにしていく、実際に声を掛ける人たち自身がどういうことを学んでいけばいいのか、そういう制度設計について何か御意見があれば、ちょっと三人の参考人の方からそれぞれ御意見を伺えればと思います。