吉原祥子の発言 (国土交通委員会)
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○参考人(吉原祥子君) ありがとうございます。
本法案は、人口減少時代における土地制度の在り方を考える上での第一歩だと思っております。
財産権の問題、先ほど御指摘も嶋津参考人からありましたけれども、財産権というものとそれから地域の土地利用の促進というものとをどういうふうにバランスを図っていくのかということにおいて、非常に慎重な審議とそれから対応策が盛り込まれた法案だというふうに考えております。
手続においては非常に厳格に定められておりますし、この法律が対象となる土地というものも、明示的な反対者がなく、建物がなく、そして現在使用されていない土地ということで極めて限定的に対象が定められております。また、プロセスも適正なものが慎重な審議の結果盛り込まれていると考えております。
だからこそ、自治体においてこれを実際自治体職員が使おうとしたとき、あるいは地域のNPOが、じゃ、この利用権設定をしてみたいと思ったときに、どのぐらいスムーズにいくかというところが次のポイントになると思っております。今後この法案が成立した暁には、是非これが少しでも適用事例が増えていくように、そして地域の土地の利用の円滑化に寄与するように、基本方針それからガイドライン、マニュアルというものを分かりやすく具体的に作っていくということが大事であろうというふうに思っております。
今後、この次のステップとしては、先ほども申し上げましたが、受皿ですね、予防策としての受皿というものが、先ほど申し上げました三つの中、情報基盤、受皿、それから相続登記の促進の中では、受皿というものが一番難しく、また必要性が高いというふうに考えております。