小河光治の発言 (国民生活・経済に関する調査会)
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○参考人(小河光治君) まず、貧困率は、もしできるのであればやっぱり毎年のデータを速やかに公表する方がいいと思いますが、そもそも国民生活基礎調査というもの自体のサンプル数が余り十分ではないということで、都道府県の実は貧困率は出ていないんですね。ですので、これは、例えばイギリスなんかですともっと細かい、もう二百メートル四方ぐらいでの貧困率というような、メッシュ単位でそういうのも出ているというのは、税の情報を使ってやっているというふうにも聞いております。
なので、これはそもそもそういう、今のその国民生活基礎調査を使うものがいいのか、より所得を把握しているデータを使って貧困率を出すという方法も含めて、これは検討する必要があるのではないかと個人的には思っているところがあります。
それから、今、指標を、どういう指標が必要かということですが、おっしゃるとおりで、先ほども、例えば貧困率というのもありますけれども、先ほど貧と困というふうに申し上げましたし、いろんな剥奪の指標もあります。なので、これは一つだけで、じゃ、経済的な問題だけが解決すれば全て解決するのかということでもないですし、そういう意味ではやはり多種多様な子供の状況を把握するということが必要になってくるというふうに思っています。
イギリスなんかでは、例えば、本来子供が、普通の一般的な子供たちが持っているものを持っていない、できる体験ができないということだとか、いろんなものがその指標の中にも入っているというふうにも聞いていますので、そういったもので、それをいかに改善するかというような目標も含めて、是非作っていただければというふうに願っています。