赤石千衣子の発言 (国民生活・経済に関する調査会)
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○参考人(赤石千衣子君) 御質問ありがとうございます。
養育費についてですが、まず、今二四・三%の方が養育費をもらっていると答えておりまして、約四割の方が、取決めはある、けれどももらえなくなっているという現状でございます。ですので、養育費の支払確保の制度をつくっていくことはやはり必要だと思います。法制審議会が、今はお父さんが転職したりとか住所を移してしまうと、幾ら調停調書、あるいは判決、あるいは公正証書などありましても支払っていただけない、ちょっと泣き寝入りというような状況になっていますので、そこをもう少し追いかけられる今の改正は基本的には歓迎しております。
しかし、やはりもう抜本的にもう少し国の介入があったらいいなという考えというのもあります。そのときに、やっぱり立替払となりますと、政府の税の徴収と同じように徴収の費用が掛かりますので、どうしても、案として児童扶養手当を立替払のものにしてしまうというのが、案もお聞きしたことはありますので、それはちょっと違うかなと思って書かせていただいております。やはり養育費と児童扶養手当、この二つがそれぞれいただけるという形の立替払でなければいけないのかなと思っております。
あと、じゃ、相手が支払能力がどのくらいあるかという調査がなかなかできないんですけれども、いろんな論文見ますと、やっぱり低所得の方同士の結婚というか、所得階層同じぐらいのところの方が結婚されるので、じゃ、本当に支払える方がどの程度いらっしゃるのか。ちょっとはいらっしゃるだろうと、制度があれば払えるだろうと。だけれども、アメリカに行っても、低所得の黒人のシングルマザーの方のお話聞いたら毎月十ドルもらっていますみたいな、そんなにそれだけでは解決しないような低額の確保になっているところもありますので、これだけではやっぱりなかなか貧困というのが解決しないところもあるのかな。
あった方がいい、絶対あった方がいいし、お子さんもお父さんからの支えがあったということが非常に良いことと思いますけれども、そんなふうに思っております。