黒田東彦の発言 (財政金融委員会)

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○参考人(黒田東彦君) 御指摘のこのアベノミクスにおける機動的な財政政策ということにつきましては、累次にわたる経済対策などを通じて一定の需要創出に効果があったと認識いたしております。
 他方で、金融政策の面では、御指摘のように、日本銀行は、二〇一三年四月に量的・質的金融緩和を導入して以降、強力な金融緩和を推進してまいりました。これによって緩和的な金融環境がつくられ、企業や家計の経済活動を強力にサポートしているというふうに考えております。
 こうした下で、我が国の経済・物価情勢は大きく改善いたしました。企業収益は過去最高水準で推移し、労働市場はほぼ完全雇用となっております。ただ、御指摘のとおり、二%の物価安定の目標は実現しておりません。ただ、物価が持続的に下落するという意味でのデフレではなくなっておりまして、この一年間、消費者物価の前年比は着実に上昇してきております。
 日本銀行としては、今後とも、強力な金融緩和を粘り強く進めて、物価安定の目標の実現という自らの課題にしっかりと取り組んでまいりたいというふうに考えております。

発言情報

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発言者: 黒田東彦

speaker_id: 19167

日付: 2018-03-15

院: 参議院

会議名: 財政金融委員会