麻生太郎の発言 (財政金融委員会)
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○国務大臣(麻生太郎君) 御指摘のとおり、最初に申し上げましたように、今回のこの資産のデフレーションに端を発したデフレ不況、これは少なくとも第二次世界大戦が終わってこの方、世界の中で数々不況はありますけれども、いずれもインフレ下での不況、日本だけデフレーションによる不況ということになっております。
したがって、デフレをやったことがありませんのでデフレ対策をやった人もおりませんというのが少なくとも世界の現状であろうと思いますので、その意味では、私どもは、デフレをやったのは一九二九年のあのフーバー大統領下のアンドリュー・メロン財務長官の下でのアメリカのあのデフレ不況によって我々大正時代から昭和にかけてえらい不況を食らったあの時代のことを考えますと、私どもとしては、やっぱり歴史に学ぶということからいきますと、この際は、財政というものの重さというのは極めて大きいので、あのときはとにかく円と金の兌換を停止しておりますし、極端なことをやっておられると記憶しますけれども。
そういったようないろんなことを我々は過去の歴史に学ばねばならぬと思っておりますので、今言われましたように、この財政をどのように機動的に、効果的にというのは極めて重要なところだと思いますので。幸いにして、金利が極端に安い状況になっております。これを有効に使わねばならぬと、いろんなことを考えながら対応させていきたいと、そう思っております。