麻生太郎の発言 (財政金融委員会)

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○国務大臣(麻生太郎君) 日本銀行とこれはばらばらで政策が協調できていないというようなことは全くありませんので、私どもとしては少なくとも、黒田総裁になってかれこれ五年近くになるんですけれども、少なくともこれまでと違ったのは、やっぱり企業側から見ていて、日本の政権というものが毎年六年連続で替わっておりますから、その間、大蔵大臣は何人替わったんだかちょっと覚えていないんですが、十人ぐらい替わったと思いますが。
 そういったときに、やっぱり企業側からしてみれば、これまで金を持っていてじっとしておきさえすれば物価が下がって金の価値が上がる、いわゆるデフレです。そういったときに金を使うはずがありませんのでじっとしておったのが、我々の政権になってから、少なくともこの政権はこれまでと政策のかじを切って、金融は緩和、財政は出動と、いわゆるインフレというものにターゲットを決めてそちらの方向にかじを切るということを宣言しても、どのみちまた政権は替わるだろうと思ったら企業は投資しやしませんよ、そんな。企業経営者というのは大体政府の言うことをそんな信用して経営なんかやっていたって、とてもやれるわけがありませんから。
 そういった意味では、私どもとしては、そういう信頼を得られるようになったのがこの一、二年、やっと政権が安定して、いわゆる経済政策、財政政策、景気対策等々が同じ一定方向でずっと進んできているということを企業経営者も確信をし、バランスシート上も債務超過の段階が消えて、利益を大きく内部留保ができるほど持てた、なって初めてここで設備投資やら何やら、また賃金等々にも、ベースアップなんて絶えて久しく聞かなかった言葉も出てくるようになったというのには大きな変化があろうとは思いますけれども、経営者のマインドが変わっていくというのがないと、景気という気の部分が全く動いていなければ、幾ら数字で言ったって物は動かぬと、私どもはそう思っておりますので。
 是非こういった状況を引き続き、この状況が続いていくという、政権の安定であり政策の継続というものが今後ということを期待できるような形にやっとできつつあるのかなと思っておりますので、設備投資も昨年に比べれば間違いなく大きく前に少しずつ動き出しつつありますし、銀行からの貸出しも少しずつ前に比べりゃ増えてきているというような感じも感じられますので、そういったところを見ながら、私どもとしては今後も引き続き、景気対策というものを日銀と連携を取りながらきっちりやってまいりたいと考えております。

発言情報

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発言者: 麻生太郎

speaker_id: 17218

日付: 2018-03-15

院: 参議院

会議名: 財政金融委員会