渡辺喜美の発言 (財政金融委員会)

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○渡辺喜美君 前理財局長もこういう答弁すればよかったんですね。逃げの答弁というのはこういう答弁で、官僚の見本みたいな答弁だと思います。
 とにかく、昨日の決算委員会の質疑でも明らかになりましたように、もう驚くべきことが起きているんですね。いつだったかも申し上げましたように、これはもういつか見た光景ですよ。もう次から次へと出てくる。まず、二月には裁量労働制のアンケートですか、これがないと言っていたのが地下の倉庫から出てきました。次は、一年以上前に実は決裁文書改ざんしていました。最近では、ないと言っていた自衛隊の日報が続々と出てくる。いつか見た光景ですよ、これは、正直ね。
 こういうことが一体何を意味するのか。よく最近、内閣人事局がという話をしょっちゅう聞かされます。内閣人事局なんかつくっちゃったものだから役所が萎縮をして、今や反乱を起こしているなんていう説ですよ。
 お手元に「FACTA」の四月号、お配りをしてあるかと思います。これもよく聞かされる話なんですね。左側のページの下から二段目見ますと、法務・検察人事への介入に及んだ安倍政権に対する怒りが検察の現場にはあると指摘する、人事介入というのは、将来の検事総長と言われていた法務省の林眞琴刑事局長を順当に法務事務次官へ昇格させる人事案が一六年夏、昨年秋と二回にわたって官邸サイドに拒否され、林氏は今年一月に名古屋高検検事長へ転出、黒川弘務氏が法務次官を続けていることを指すという話なんですね。で、一番最後には、ぐらつく安倍政権と逆襲に出ている検察との暗闘は今後も続きそうだ。非常に面白い記事ですよ。
 誤解のないように申し上げておきますと、内閣人事局、私が福田内閣の担当大臣で基本設計をしたときには、検察、警察、自衛隊、これは抜いてあります。自衛隊は御案内のように自衛隊法の世界であります。検察は一般職の国家公務員の中ではちょっと違った存在ですよね。警察も違う体系があると。しかし、本省の事務次官とか官房長とか局長とか、そういう人たちは別ですよ、これは。内閣人事局というのは、いつも申し上げますように、内閣の重要政策に応じた戦略的人事配置を行う、縦割り行政の弊害を排除する、こういう目的ですよ。当たり前のことじゃありませんか。
 日本は議院内閣制で選挙で多数派が政権を取る、その総理大臣が内閣を組織するわけでしょう。こういう記事が出ることをどうお考えになっています。

発言情報

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発言者: 渡辺喜美

speaker_id: 22070

日付: 2018-04-10

院: 参議院

会議名: 財政金融委員会