古川俊治の発言 (財政金融委員会)

⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。 詳細は利用規約をご確認ください。

○古川俊治君 あと、またもう一回五年たって、結局十年間できなかったというと、これは過去、そういう一時代、これだけ物価上昇の目標というのは結局守られないという前例になってしまいますので、そういうことを御認識の上で今後議論をいただきたいというように思っております。これ、誰も信じなかったら予想しませんから、そんなことをですね。ここは考えていただきたいというふうに思っております。
 ちょっと時間の関係で質問の順序を変えさせていただきますけれども、日銀は今、二〇一六年からですか、長短金利操作付き量的・質的金融緩和、そちらのフレームに移りました。それで、これは二つの要素から成っていて、イールドカーブのコントロールをすると。大体この場合は長期金利をゼロ付近にするということになっておりますよね。それから、オーバーシュート型コミットメントということで、ボリュームの買入れというのはもうなかなか難しいので、指し値買いをして、大体その長期金利を整えていくというような買い方で、今大体五十二兆円ぐらいですかね、八十兆円の目標に、今七五%ぐらいの国債を日銀がお買いになっているというふうに伺っておりますけれども。
 これ、この二つの要素、イールドカーブコントロールとオーバーシュート型コミットメントというのは、これずっと本当に両立できるか、ちょっと私疑問なんですね。これは、少しずつこれで金融緩和が功を奏して物価が上がってくると。それで、必ずというかどこかで金利がやっぱり付いてくると思うんですね、長期にですね、市場金利は上がってくるはずです、これ、そうすると。そうすると、これ、なかなか、日銀がイールドカーブをゼロにコントロールし続ける、そしてこのオーバーシュート型コミットメントを続けるというのは、基本的に難しい、両立しなくなってくるんじゃないかと思うんですけど、この二つの要素というのは不可分一体なのか、あるいは、可分だとして、今後、金利上昇場面では、市場金利が上がってくる場合、どういうふうにコントロールすることが考えられるのか。これ、一般論でいいのでお答えいただきたいというふうに思っています。

発言情報

speech_id: 119614370X01220180412_017

発言者: 古川俊治

speaker_id: 4087

日付: 2018-04-12

院: 参議院

会議名: 財政金融委員会