芳川恒志の発言 (資源エネルギーに関する調査会)
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○参考人(芳川恒志君) 御質問ありがとうございます。
おおむねというか、世界のトレンドとしては、資料の二十四ページをちょっと御覧をいただきたいと思います。これはまたIEAのワールド・エナジー・アウトルックの抜粋ではありますけれども、これまでの二十五年と次の二十五年を比べたものです。グラフの濃い部分が中国で、薄いところがグローバルです。これを下の記述を御覧をいただくと、低炭素エネルギーと天然ガス、さっき御質問ございましたけれども、世界のエネルギー需要増の八五%だと。で、石炭はマイナスに、中国がマイナスになってきてどんどん風が吹かなくなってくると、こういうトレンドであります。
おっしゃったように、グローバルなビジネスも、私、実は時間があれば御紹介しようと思ったんです。私、ちょっと先月に出張に行ったときフィナンシャル・タイムズを見ていて、全くおっしゃったとおりなんですけれども、一月十日の水曜日のフィナンシャル・タイムズの社説で、グローバルな保険屋さんが石炭火力をする人たちから引き揚げているというような記事が載っています。これが、恐らくやや強調、ヨーロッパのことですから強調されていますけれども、特に石炭火力、石炭発電についてはネガティブな投資行動に出るということがちょっと世界のトレンドになっています。これは事実であります。原子力を含めてそうかということまではちょっとあれしていませんけれども、少なくともさっきのCOP21の動きからして、石炭についてはそういうことになっているのはそのとおりであります。
ただ、日本政府が、これも非常に重要ですけれども、高効率の石炭発電については非常に高い日本国が技術を持っているものですから、何とかそれで世界に貢献したいというのは分かりますけれども、そこのどういう折り合いを付けるかというのは結構、おっしゃるように大きな課題ではないかというふうに考えております。
以上です。