伊波洋一の発言 (政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会)
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○伊波洋一君 二〇〇一年の七月の参議院選挙から現在の非拘束名簿式の比例代表制が導入されているわけでございますが、拘束名簿式比例代表制で、自民、比例、先ほど申し上げたように、上位に登載されて当選した議員が、党費を企業が立て替えたという大型闇献金事件が起こって、そういったことを契機として、自民党自身が平成二年の第八次選挙制度審議答申、国会議員以外の二十七名の有識者が行ったわけですけれども、そこで非拘束名簿式が提起されていたことを根拠にこの現行の制度を可決、成立したという経緯がございます。
そういう意味では、そこで問題だったのは、候補者の顔が見えない選挙ということ、それから、名簿への登載の順位をめぐって不透明であるということなどと批判がされて現状に来ているわけでありまして、候補者の顔の見える選挙で国民が当選者を決定するという、そういう今非拘束式になっているわけでありますから、そういったことを含めて、やはりこの間制度の変更があるということをきちんと私たちは受け止めていかなければならないだろうと思います。
本委員会における強引な運営手法は、本日の問責決議案の提出にまで行ったように、とても丁寧とは言えません。特定枠の自民党案は、合区選挙区代表を政党が指名することになりかねず、選挙区の民意を反映するものでないことは明らかです。周知に一年を要すると言いますが、理解されない選挙制度が有権者に受け入れられないまま、周知すればよいとは言えないでしょう。
脇雅史参考人の、現行法は合憲なのですから急ぐ必要はない、今ある合憲の法律でもう一回選挙をやればいい、参院選挙は二回で一回ですからとの発言や、あるいは、本来求められているのは抜本改革こそ出すべきであるとの指摘はとても重要だと思います。ここは、一票の較差のための埼玉選挙区の増員にとどめるべきです。
私は、いずれにしても、この選挙において、沖縄の風としては拙速な採決には反対をいたします。やはり参議院の良識を示すためにも、改めて全会派が参加する改革協議会において成案を得る努力を提案者に求めていきたいと思いますが、自民案の発議者についてはどのようにお考えですか。