佐藤大介の発言 (東日本大震災復興特別委員会)
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○参考人(佐藤大介君) ありがとうございます。
東日本大震災の経験を踏まえれば、まず一つは、やはり事前の備え。これは、史料というのは守るものであるという、そういう共通認識を持つということがまず第一でありまして、それは、行政だけでできるものではなくて、専門家、それから市民が連携したそういう地域のネットワークをやはりつくっていくということが、まず第一点。
それから二点目は、やはりそのネットワークづくりというのは時間が掛かりますから、今回のような急な災害が起こった場合、今回の被災地は、西日本の場合は史料ネットワークがある地域ということもありましたが、緊急対応に必要な体制、例えば、文書が水にぬれますと、もう多分腐敗が始まってしまって、これを止めるためにはまず一旦冷凍するというようなことが必要になりますから、そうした冷凍施設も含めたそういう緊急対応の体制というものが求められるべきであろうと。
三つ目は、やはりその保全したものを復興の中で生かすために、先ほども申し上げましたけれども、それを調査をしていく、平時の調査も含めた専門的な人の配置というものがやはり重要かなというふうに思っております。