大西隆の発言 (東日本大震災復興特別委員会)

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○参考人(大西隆君) この議論、今日もこの場でも出てきていると思いますが、私は、福島の原発事故は自然災害であったという面と人災であったと、両方の面があると思います。その両方の面があるということで、誰がそこに責任を持つのかという、取らなければいけないのかという点も異なってくるということで、日本の大きな事故の中ではかなり特殊なケースであると、津波被災とか集中豪雨の被災とまた違う側面があるというふうに思っています。それが当事者としての責任ということで、原発政策を推進してきた国あるいは事業者の責任があるというふうに考えています。
 責任はそういうことなんですが、実際に災害が起こって避難を余儀なくされたり、様々な立場に置かれる人々が出てきてしまっているわけで、これをどういうふうにできるだけその損害を少なくして解決していくのかということが当然問われるわけでありますが、そのときに種々のアンケート調査なり御意見を伺っても、年齢あるいはやっておられるお仕事なりお立場で受け止め方が違うし、将来の考え方も違っているわけですね。かつ、元のふるさとに戻って再出発というわけにはいかないという状況もかなりの長い年月については少なくともあるわけですから、したがって、新たな生活をどこでどういうふうに始めるのかということにできるだけ即して、それを実現していけるような環境を整えていくということが対策になり、かつ責任の取り方になるんだろうと。そういう枠組みを制度としてつくっていくことが国としては重要な仕事、役割になるんではないかと、枠組みとしてはそういうふうに考えています。
 その中で、当然、どうしたらいいのかという各論になれば、個々の御意見というのを十分に踏まえた対策にしていかなければ無意味といいますか役に立たないので、そういうことが必要になるというのが私の意見でございます。

発言情報

speech_id: 119614858X00620180711_057

発言者: 大西隆

speaker_id: 10262

日付: 2018-07-11

院: 参議院

会議名: 東日本大震災復興特別委員会