熊本美彌子の発言 (東日本大震災復興特別委員会)
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○参考人(熊本美彌子君) 二重の住民登録というのは、何か非常に難しい感じがしています。
私自身は、田舎暮らしをしようと思って移住をしたという、そういう立場からすると、住んでいるところで住民登録をするというのはごく普通のことであるというふうに考えていたんですね。だけれども、避難者とお話をしていますと、やはりどうしてもふるさとへの思いというのを断ち切れない。
私は、住民票というのは今は東京に移しておりますけれども、そのきっかけというのは、選挙のときにとても大変な手続をしなければいけなかった、それで、もう選挙公報が届く前に投票を実はしないと期日までに間に合わないというような状況がありまして、それで、選挙としてこういったやり方っておかしいんじゃないのかなという思いがありましたので、まず住民票を移したんですね。
だけれども、非常にそういった困難があっても住民票を移さない方はたくさんいらっしゃいます。特に、お子さんを持っていらっしゃる方は、そういった医療の面でやはり福島県のそういった支援を受けたいという方がたくさんいらっしゃるので、お子さんを持っていらっしゃる方はやはり置いていらっしゃる方が多いです。
住民票イコールふるさと喪失ではないと思っています、私は。私たちは、住民票を移しても、やはり福島がとてもいい地域だったという思いはすごくあるんですね。ですから、どういう形でそれを実現したらいいのかというのは、やっぱり学術会議の提言は一つですけれども、もっといろんな形で避難をしていくということが実際に担保されればいろんなことを考えられるのではないかというふうに考えております。