佐藤大介の発言 (東日本大震災復興特別委員会)

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○参考人(佐藤大介君) ありがとうございます。
 実は法律の問題でありまして、埋蔵文化財というのは、今回の復興の過程において様々な工事が起こって、これは復興に限らず、遺跡があると思われる地域で公共工事する場合は必ず発掘をするというのが定められているのですが、そうした中で新しい発見がやっぱり今回もあって、これは様々な知恵を与えてくれると思うんですけれども、実は古文書については、文化財保護法の中ではそれは文化財であるというのは規定があるんですけれども、実はその文化財保護法というのは、その中で、いわゆる指定文化財と呼ばれているものの保護管理義務、それから埋蔵文化財のことがあって、今度、改正では多分建物の話が入ってくると思うんですが、いわゆる先ほど私が御紹介した古文書というのは、やっぱり私有物だというのがあって、何も守る多分根拠というか、それがないんですね。これは条例、都道府県、市町村の条例でも同じ。
 公文書については、公文書管理法で歴史的公文書というのが定められまして、それは国立公文書館に移管されるということになっているのですけれども、やっぱり地域の古文書というのはそれが私有、今のところ私有であるということでやっぱり保護されていないということがありますので、今日、ここ、立法府ということもありますから、是非そういうものを守る法的な、法律といいますか、これはなかなかその法律を作るというのも難しいということは重々承知はしているのですけれども、是非もう党派を超えて、そういう本当に今おっしゃっていただいたように、本当に国民の宝であり将来に残すべきものであるということを踏まえて、是非そういうものを作って、検討していただきたいですし、そういう点については、私も含めて本当に学者たちも一緒にそういうのを作っていけるような機会といいますか、場所というか、そういうのがあればいいなというふうに思っているところです。

発言情報

speech_id: 119614858X00620180711_082

発言者: 佐藤大介

speaker_id: 19412

日付: 2018-07-11

院: 参議院

会議名: 東日本大震災復興特別委員会