佐藤大介の発言 (東日本大震災復興特別委員会)

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○参考人(佐藤大介君) 熊本の地震の際には、やはり東日本大震災やあるいは宮城での経験を生かして何ができるだろうと考えたときに、情報提供ということを考えました。
 これは、実は熊本県は一九九八年に、いわゆる全県の古文書が、どなたがお持ちか、どのような内容のものをお持ちかという調査の報告書がまとめられておりまして、これが刊行物とともに熊本の県の図書館にデータがあって、その刊行物を、先ほど名前の挙がった西村さんの職場にその本がありましたので、それを、そのデータを整理して、それを提供するという形で対応させていただきました。これは要するに、どこにレスキューに行くかというのが事前に熊本の場合は把握されていたんです。それは、宮城のときにはそれが把握されていないので、何がどこにあるか分からなくなって結局処分されてしまったという、そういう経験がありました。
 やはりそのことから教訓として思うのは、そういう調査を熊本はしっかりされていたんですが、それもやっぱり全国都道府県で十分に行われていないんです。しかも、それが被災地に、その地域にあることはもちろん、遠くにやっぱりあるということが大事でして、そうした全国の連携体制をどのようにつくるかということについて、神戸大学や私どもや、あと人間研究機構ですね、そういう機構とともに今共同で取り組み始めたところでして、西日本でもああいう災害がありましたけれども、本当にそういうかけがえのない宝がなくならないような対応、そういうものに、そういう仕組みづくりについても国がバックアップを是非お願いしたいというふうに思っております。

発言情報

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発言者: 佐藤大介

speaker_id: 19412

日付: 2018-07-11

院: 参議院

会議名: 東日本大震災復興特別委員会