和田政宗の発言 (内閣委員会)

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○和田政宗君 これ、チップの内訳がその値段のどういう分担になっているのか分からないということですけれども、これ容易に私分かるというふうに思うんですよね。
 それで、これ申し述べたいのは、新CASチップは新CAS協議会において検討がなされているんですけれども、これ、新CAS協議会の代表理事はNHKの坂本専務理事、事務局長、運営委員長はNHKの関係者が務めています。新CAS協議会は社会的に影響のある大きな枠組みについて決めるわけですけれども、NHKのBS放送契約促進のメッセージ表示機能を持つ新CAS導入の議論をするわけですから、これNHKのともすると利益誘導に近いようなことになりまして、すなわち、協議会が利益相反を起こすことになるのではないかという指摘もございます。
 総務省に申し上げたいのは、これ国民への説明が不足しているのではないか、新CAS協議会に任せていたら大変になるのではないかという懸念です。まさに、今、国民も国会議員も新CASチップがこれ消費者負担になることについてはほとんど知らないという状況です。
 実は、新CAS協議会に対しては、テレビ等を製造する電機メーカー各社から成る電子情報技術産業協会、JEITAが何回も繰り返しこれ新CASチップについて要望しようとしたところ、ほぼなしのつぶてだということなんですね。JEITAの関係者に聞きましたけれども、これ電機メーカーにとっては消費者負担となることの説明を押し付けられた感があるわけでございます。
 メーカーとしましては、これ内蔵型ですと、新CASチップが壊れたときにテレビ全体を開けて見なくてはならないということでメンテナンスの人員が掛かりますし、消費者にとっても、B—CASカードのように外付けですと、ああ、ここが故障したんだなというのが分かるんですけれども、どこが故障したか内蔵型ですと分からないということで、これサービスマンを呼んでテレビを開けてもらったら、その分の費用の負担というのも生じるわけですよね。
 ただ、メーカーにとっては、4K、8K放送はもう今年の十二月一日に始まりますから、もうこれ進んでいくしかないということで、ほぼ泣き寝入りに近い状態になっています。あるメーカーは、販売価格に上乗せになるのかどうか、これ制度上もまだ確定していないと、六か月前ですけれども、ということで、これやむなく、先月末に4K、8Kテレビ発表したんですけれども、内蔵型というものも工場の方でもう進めていくということで検討はしているそうなんですけれども、外付けのUSB型、後付けというものでまずは発表したというようなところがございます。
 これ、新CAS協議会での検討内容はホームページを見ても情報開示はなされていないんですね。国民に負担を求めるのか、この辺りをしっかりと総務省も国民に問うように新CAS協議会に促さなければ、この方式を是認した総務省自体もこれ責められる危険性があるんじゃないかというふうに思っています。
 これ、新CAS協議会の情報公開がほとんどなされていないことについてどのように考え、今後どのように情報開示や国民への説明に取り組むのか、総務省、お願いします。

発言情報

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発言者: 和田政宗

speaker_id: 10590

日付: 2018-06-05

院: 参議院

会議名: 内閣委員会