岡田広の発言 (内閣委員会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○岡田広君 是非、日本がリーダーシップを取って、このTPP発効に向けて努力をしていただきたいと思います。
先月三十日にトランプ大統領が、三月に発動した鉄鋼、アルミニウムの輸入制限について、EU、カナダ、メキシコへの適用除外期限を一か月間延長すると発表する報道もありました。日本産品は当初から課税対象となっていますが、これらの除外をアメリカに求めているのかと思いますが、日本を除外する見返りにFTAを求めてくるのではないかという懸念も現場にあることも事実であります。WTOには、世界貿易機関には紛争処理機能を持っておりますので、是非これも世界貿易機関、WTOでの解決を主張すべきということをこれは要望をしておきたいと思います。
TPP11につきましては、元々のTPP12の特徴であるハイスタンダードを維持するという観点から、米国が抜けたことを踏まえた協定内容自体の修正等は行わず、知的財産関連などごく一部のルールのみを凍結することで合意したものと伺っております。このため、乳製品の関税割当て枠や牛、豚のセーフガード発動基準の数量についてはTPP12のときのままとなっております。したがって、TPP11では、米国以外からの農林水産物の輸入が急増した場合であっても、米国の参加を前提に設定された輸入枠の範囲内であれば輸入が可能となってしまい、セーフガードも発動しにくく、我が国の農林水産業に大きな影響が及ぶのではないかと懸念する声が現場から多く聞こえてきます。
TPP11における乳製品の関税枠割当て、あるいは牛、豚のセーフガードの発動基準数量は、米国が復帰しなくてもそのままだと考えておりますが、確認の意味であります、TPPが効力を生ずる見込みがない場合に見直しをするということでありますが、これはいつの時点をもって判断するのか、この辺についてお尋ねをしたいと思います。