生川浩史の発言 (内閣委員会、文教科学委員会連合審査会)

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○政府参考人(生川浩史君) 御質問をいただきました革新的研究開発推進プログラム、いわゆるImPACTでございますが、これは、将来の産業や社会に大きな変革をもたらし、これまでの常識を覆すような革新的なイノベーションを創出することを目的として、平成二十五年度に創設をいたしました研究開発制度でございます。
 これは、失敗を恐れず、ハイリスク、ハイインパクトな研究開発に取り組むこと、そのような大胆かつチャレンジングな研究開発を促すため、公募で選ばれたプログラムマネジャーにプログラムの企画立案、プログラムの実現に必要な研究開発機関の選定、それら研究機関への予算配分等に関する権限を委ねることを大きな特徴としているところでございます。
 具体的には、平成二十五年度補正予算で措置をいたしました基金五百五十億円を活用して、今御指摘ございましたように、本年度を終了年度として、公募で選ばれた十六名のプログラムマネジャーが様々な分野、領域の研究開発にチャレンジをしているところでございます。
 幾つか例を申し上げますと、東京大学の伊藤耕三プログラムマネジャーは、プラスチック等の高分子化合物の構造をナノレベルで精密に制御する技術を開発することによって、これまでにない軽量かつ強靱なポリマー素材を開発をいたしておりまして、本年秋には自動車の構造部品等を鉄からポリマー由来のものに置き換えた試作車を公開する予定でございます。
 また、山本喜久プログラムマネジャーは、スパコンでも処理が困難な複雑な組合せ問題を極めて短時間で処理できる、光の量子効果を活用した新型コンピューターを開発をして、昨年十一月からクラウドサービスを開始をいたしているところでございます。
 このように画期的な研究成果も得られつつあることを踏まえまして、お尋ねの三十一年度以降の取組についてでございますが、ImPACTが推進をしてまいりました挑戦的な研究開発手法が政府全体に普及、定着をしていくように、今後関係省庁とも連携をしながらしっかりと検討してまいりたいというふうに考えているところでございます。

発言情報

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発言者: 生川浩史

speaker_id: 1469

日付: 2018-05-22

院: 参議院

会議名: 内閣委員会、文教科学委員会連合審査会