小川勝也の発言 (農林水産委員会)
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○小川勝也君 森ゆうこ委員から今不規則な発言がありましたけれども、私もそのとおりだと思います。やっぱり意図して隠しているという文化が昨今の内閣、政治に芽生えているのではないかと。私たち野党議員だけが思っているのではなくて、国民全体が政治や行政に不信感を抱かせるようなことがあると、信なくば立たずという言葉もありますので、大変な民主主義の危機に瀕しているんだというふうに思います。
それから、国権の最高機関ということで、衆議院と参議院はいろんな議論をさせていただきます。法案の審議もそうでありますし、今日の例えば一般質疑の議論もさせていただきます。しかし、このことはもう取りも直さず行政の側から提示された資料を基に議論をするわけでありますので、あの財務省の改ざんの資料も、いわゆる真実が明らかにされないままどれだけの時間が議論に費やされたか。
それから、安全保障問題について言うと、イラクからの日報の報告がないまま、いわゆる衆議院、参議院でそれぞれ安全保障に資する議論をしてきたわけでありますので、これは、民主主義はコストが掛かるということでありますけれども、国民の皆さんに大きな負担をしていただいて、我々が国民の代表として選ばれて議論をするわけでありまして、その議論の正確性を欠くということでいうと、まさに後戻りできないわけでありますので、大変なことが行われているということでありますので、大臣だけではなくて、行政に身を置く皆さんは心して公文書の管理やあるいは国会から求められた資料等の提出、しっかり仕事をしていただければというふうにお願いをさせていただきます。
私は、今日の議論は農地と農業。農地につきましては、この国会に提案される法案の中で、農地を例えばコンクリートを張っても農地だということで、農地というのは一体何なんだろうということを自問自答させていただく機会に恵まれました。それから、かねてより、農業の範囲はどこからどこまでなんだ、これが私のずっと思ってきた疑念であります。
例えば水田農業、畑作、畑地に大豆が植えられている、これはまさに農業であろうかと思います。しかし、疑念が生じましたのは、いわゆる肉用牛の多頭肥育、数万頭の肥育をする、それはまさに農業なんだろうか。それから、もっと先に事例をつくっていただいたのは養鶏であります。養鶏というのは、物流が発達する前までは、それぞれの地域で少頭数飼っておられるいわゆる養鶏場があって、その地域の卵を流通させるというところからスタートして農業のカテゴリーに入っていたのかなというふうに思っています。しかし、最近は大規模、数百万羽飼う。これは、まさに野菜工場、植物工場という言葉が今新たに誕生したと思っておりますけれども、まさに卵工場なんじゃないかと、こんなふうにもずっと思ってきたわけであります。
今日は難しい話をするつもりはありませんので、大臣とのやり取りの中でいろいろと頭の体操をさせていただきたいと思います。大臣が考える農業の範囲はどういう範囲、定義はどういうふうに解釈しておられますでしょうか。